少し空いた時間でササッと移動して南柏の「カフェリズム」さんへ。
この日も前回と同じカウンター奥の方に席をいただきます。
注文はコロンビア・スプレモ。
前回豆を購入して帰ったブレンドはコロンビアベースになっているようなお話をうかがったのですよね。
炭化にも近い真っ黒な焼き色をした豆ですが、恐らく店主さんの修業元である「大坊珈琲店」さんのように苦みさえも焼き切る焙煎ということなのだと思うのですよね。
驚くほどにしっかりとした深みのある甘みが引き出されています。
店主さんも「結局自分は甘みのあるコーヒーが原点」なのだというようなことをおっしゃっていました。
ブレンドは、豆とお湯の量がそれぞれメニューごとに決まっている1~5番というラインナップがありますが、今回は豆ストレートで注文したのでデフォルトのこのカップの量だけでした。
豆売りもブレンドしかしていないようでしたし、自家焙煎される方ですから「この豆はこうやって飲んでほしい」という思いが堅固にあるということなのだと思うのですよね。
コーヒー界のレジェンドの一人に数えられる「大坊」さんを間近で見てきた店主さんですから、ちょっとした思い出話に神話のようなありがたみさえ感じられるのですよね。
コーヒーのことを考えて、改めて知るヒントになるようなお話をたくさん聞かせていただきました。
かなり豊富に用意されているメニューを少しずつ押さえていきたいなと思いつつ、ごちそう様でした!