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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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南柏の「CAFE RHYTHM(カフェリズム)」でブレンド(濃いめ)、デミタス(モカ)。

このところコーヒーの正解のようなものを探して彷徨っているのですけど、この日は何かヒントを求めて南柏の「CAFE RHYTHM(カフェリズム)」さんへ。

 

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お店は南柏駅西口から歩いて3分ほどの場所にありました。

名店「大坊珈琲店」さんに1番長く務められた従業員だったという店主さんがおひとりで営まれるカフェです。

 

自家焙煎の豆をネルドリップで淹れられる一方で、フードやデザートメニューも充実していて色んな場面で使うことができそうです。

 

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「本日のケーキ」のバスクチーズケーキとブランド(濃いめ)。

 

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バスクチーズケーキは中心がよく沈んでいて、ギュッと引き締まった仕上がり。

 

店主さんはフランス料理の料理人としての経験もあるのだとかで、ワンオペとは思えないメニューの豊富さにも驚きましたが、さりげなく添えられたブルーベリーなどにもその辺りが表れているように感じます。

 

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チーズケーキは重めのタイプの方が深煎りのコーヒーには合う気がしているので、コーヒーへの期待が高まります。

 

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この背中と、

 

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ぴょんと突き上がった肩周りが特にしっかり焼きに仕上がっていて好みでした。

 

はっきりとコーヒーとの相性を意識されていそうなのが伝わってくるチーズケーキだったように思います。

「本日のケーキ」にしておくのがもったいないくらい。

 

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ブレンド(濃いめ)。

「大坊珈琲店」さんに倣って豆の量とお湯の量で5パターン用意されたブレンドメニューから①30g100ccのこちらを注文。

 

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明確に強い甘みを打ち出した極深煎りの味わい。

「深煎り=苦い」と思われがちですけど、丁寧に焙煎していくと行き着くところが実は甘みと旨みなのだということを見せつけてくれるブレンドになっています。

 

妖艶な甘い香りの出るイメージがあるモカがベースなのかと思ったのですけど、コロンビアが中心なのだそう。

「この甘みはモカだから、ではなくて深煎りで出した甘みなのか…」と改めてその凄味を感じさせられました。

 

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想像したより普通のカフェっぽい体裁をされているのですけど、味わってみるとガツンと内側から響いてくるようなインパクトのあるコーヒーとケーキでした。

 

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せっかくなのでデミタスもいただきます。

豆は相談した末にストレートでモカを。

 

メニュー表記上は③25g50cc。

 

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ぐい飲みで提供されるのが特徴的。

「大坊珈琲店」さんで使われていた器と同じ作家さんによるものなのだとか。

 

味があります。

 

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先ほどのブレンドに比べると少し苦みや酸味に近い要素が多くなっている気がします。

一般的なコーヒーに比べると段違いに甘みに寄った味わいなのですけど、ブレンドのバランスが強烈だったのもあってそのように感じたのかもしれません。

 

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ねっとりした舌触り、複雑な要素が凝縮した味わいながらまとまりがあって落ち着いた余韻。

 

後半は店主さんとお話することもできて、コーヒーのよさを改めて感じたり、コーヒーとは…というところを考えさせられたりしながら充実した時間を過ごすことができました。

絶対また来よう…と固く誓いながら、ごちそう様でした!

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