鎌倉に来たら恒例ということで、コーヒーをいただきに段葛沿いの「Shadore」さんへ。
今回は多くの振袖姿も行き交う参道を見下ろす窓際のテーブル席に案内されました。
全て有田焼で揃えたカップは、どんなデザインのものが出てくるかというのも楽しみのひとつ。
目の前でドリップを見ることのできるカウンターと違って、テーブル席だと提供されるときに初めてカップを見ることになるので、直前までドキドキするという楽しみもありました。
今回は白地に赤と青の映えるカップ。
コーヒーはエチオピアのモカ・シャキッソ。
シダモ地区の中でも標高の高いシャキッソ村の豆で、個人的にはエチオピアのモカの中でも甘みと旨み、苦みのバランスがよくてキレのある味わいという印象があります。
「Shadore」さんの中では特に際立って深い焙煎ということもないのかもしれませんが、他店に比べると2歩くらい踏み込んだ深さで、パンチのある風味の塊みたいなものを感じました。
うまいうまい。
芋羊羹。
オープン当初から売りのひとつになっている自家製のお菓子です。
コーヒーと和菓子が合うというのは結構コーヒー屋さんでもおっしゃる方が多いですけど、あんこではなくさつま芋にしたところが珍しい気がします。
ぷるんと可愛い食感。
以前いただいたときに比べて、洗練された仕上がりになっているように感じました。
お皿も素敵。
また次回はどんなコーヒーを、どんなカップで飲めるか楽しみにしつつ、ごちそう様でした!