この日はふらふらジョギングがてら阿佐ヶ谷に着いたのですけど、身体が温まってきたのでもう少し頑張って荻窪へ移動して「ねいろ屋」さんへ。
この日は閉店時間が早まっていたようで、最後は貸し切り状態になるようなタイミングでの訪問になりました。
紅まどんな。
ゼリーのような食感と評される愛媛の高級柑橘「紅まどんな」を贅沢に使った1杯。
少し粒感の残ったソースはぽってりとした重量感があって、段々氷が沈んでいってしまうので提供からあまり時間をかけずにいただくのがよさそうでした。
紅まどんなの甘みと旨みの強さが光る
いちじく酒かすよーぐるミルク。
いちじくは日本に古くからある在来種・蓬莱柿。
ちょっと酸味のあるのが特徴です。
酒かすの風味がいちじくの爽やかな部分の味わいと重なってよく馴染んでいる印象。
いちじくと酒かすの組み合わせは、子どもの頃よく食べたいちじくのワイン煮を思い出すところがあって、個人的には懐かしさのある味でした。
ピスタチオミルクに女峰いちご。
お店のスペシャリテでもあるこちらも。
ちょっときな粉に近い素朴さとリッチな濃厚さを併せ持つピスタチオミルクに、酸味の爽快感が際立つ女峰いちご。
個性が立ちつつバランスのとれた1杯でした。
また次の季節が楽しみだなと思いつつ、ごちそう様でした!