この日は人形町付近でおしゃれなディナーをしましょうということで、お店選びを任されたのでおしゃれSNSの筆頭たるInstagramと真剣に向き合って初訪問のお店に決めました。
やってきたのは「Union Sand Yard」さん。
野菜もお肉ももりもりいただけそうで惹かれたのですよね。
お店の公式アカウントには「フレンチ」と書かれていますが、ビストロとかブラッスリーの雰囲気に近かったように思います。
日替わりフレッシュ野菜ジュース。
この日はにんじん、ビーツ、紫キャベツ、バナナ、マンゴー、オレンジなどなど。
飲みやすいですが、野菜が苦手な方は苦手そうな味も結構入っている印象。
バナナジュースっぽくはないものの、バナナが香るバランス感がいいなと思いました。
まずはパン。パンパパン。
2種類が人数分提供されました。
この後アラカルトで色々頼むので、ペース配分に気をつけていただきます。
前菜盛り合わせ。
ファラフェル、ローストオニオン、黄にんじんのニンニクオイル和え、カブのクミンマリネ、紫キャベツとにんじんのラペ、半熟玉子とマッシュポテト、カリフラワーのアーリオオーリオ、長ネギクリームチーズのバゲット。
お料理はお野菜寄りではあるものの、ヴィーガンとかではなく動物性の味も上手に取り入れたもの。
全体的に野菜には比較的深めに火を入れて、スパイスなどを使って味にエッジを利かせているようなイメージでした。
ブッラータと三浦産苺。
ウクライナ危機以降ブッラータは日本に入りにくくなっているものと聞いていますが、久しぶりにいただけまし。
フランス産トリュフのクリームピチ。
ぶりんぶりんの手打ちパスタに、トリュフをむんむん香らせたクリーム仕立て。
山梨のみなさんとの会食だったので、「吉田のうどんみたい」という感想がウケました。
鴨胸肉の低温調理 関ヶ原たまり醤油のグレイビー。
スライスというわけでもなく、大きめのひと口くらいの独特なサイズのカットでの提供。
低温調理でしっとり口どけのする身質に焼き上がった鴨胸肉を、食べやすい醤油ベースのソースでいただきます。
低温調理ということで、脂のカリカリ加減はもうひとつなところがありましたが、赤身のやわらかさはなかなかのものがあったと思います。
メルティーショート。
1食ずつ注文を受けてからクリームを塗って仕上げてくださるショートケーキです。
お店の名物のひとつのようで、ほとんどのテーブルに運ばれていたと思います。
「ほとんどのテーブル」をチェックしたわけではないのですけど、なぜか5つのテーブルで誕生日か結婚のお祝いサプライズでケーキが運ばれていたので確認できてしまったのですよね。
サプライズで使いやすいお店なのでしょうか。
軽い生地にたっぷりのクリーム。
万人に食べやすいケーキだったと思います。
この日は色々トラブルがありつつも、いい意味でとても思い出に残る食事ができました。
また機会があれば伺いたいお店だなと思いつつ、ごちそう様でした!