かなり大切な用事のあったこの日、遅れることは許されなかったため早め早めの行動で市場へ。
「今日はうなぎしかないよ!」とのことで、これも何かの縁とありがたくうな重をいただくことにしました。
お新香をぽりぽり。
「今日は早いねえ」と半ば呆れ気味に水を向けられたので、かくかくしかじかと事情を説明してもう半分も呆れられた形になりました。
肝吸い。
2切れのはんぺんの間から、だいぶ大きめのうなぎの肝が覗きます。
強い出汁に鋭い塩味。
うな重。
重箱を縦に使って、厚みのあるうなぎが溢れんばかりに盛り付けられています。
江戸前のうなぎは背開きで、一度蒸してやわらかく火を通した後、焼きで表面をカリッと香ばしく仕上げます。
厚みのある分、このコントラストがくっきりと出るのですよね。
ご飯がほぼ見えないうなぎのボリューム感。
Jさんに「65くんは市場に来始めたときと比べると、本当によく食べるようになったね」としみじみとおっしゃっていただいて、感慨深い気持ちになりました。
こんなにうなぎをお腹いっぱいいただける機会ももうなかなかないよなあと思いつつ、大事な日の朝ごはんに大満足でごちそう様でした!