クリスマス目前だったこの日。
人にプレゼントする用のコーヒー豆を買いたかったので吉祥寺「珈琲笠間」さんへ。
カウンターに席が空いていたので座らせていただきます。
コーヒーはウィスキーを纏うエチオピア。
ウィスキーに漬け込んで香りを移した豆を焙煎したものだそうです。
温かく立ち上る湯気にのって、ちょっと驚くくらいはっきりとしたウィスキーの香りが広がっています。
そして深煎りのコーヒーの甘みのところに、風味がスッと馴染む感じ。
晩酌にも向きそうな、雰囲気のあるコーヒーでした。
また飲みたい。
紅玉りんごのタルト。
お酒の香りが合いそうなお菓子を、と思ってこちらをチョイス。
ごく薄くスライスした紅玉を並べて、軽い酸味の感じられる味わい。
タルト生地は優しい甘さで、全体的に淡いトーンに仕上がっています。
「笠間」さんのお菓子は見た目も味も、好みにハマるのですよねえ。
食べ応え、飲み応えがしっかりありつつ、優しく落ち着いた調子で、穏やかな気持ちでいただける組み合わせでした。
シュトーレン。
クリスマス前ということでシュトーレンも。
「笠間」さんのお菓子なのでこちらも卵、乳製品は不使用とのこと。
特に「身体にやさしい」とかを強調することなく、ただ限られた材料でいいお菓子を淡々と作っていらっしゃる感じで、和菓子の職人さんのイメージにも近いのかななどと考えながらいただきました。
これで年内の訪問はラストになってしまいましたが、新年も何度も訪問させていただくのを楽しみにしつつ、ごちそう様でした!