続いて徒歩10分くらいのところにある「あずきとこおり」さんへ。
先に行こうと思ったら満席だったので、「ル・スフレ」さんで過ごしつつ、席の空くのを待っていたのですよね。
カウンターではなく、1つだけあるテーブル席に案内されました。
抹茶とラフランス。
クリスマスツリーっぽいビジュアルがかわいいです。
ほんのりほろ苦い中に、お茶の甘みを感じる抹茶の氷の上に、レアチーズのエスプーマ、トップに抹茶のラングドシャ。
中にはラフランスのコンポートがたっぷり入っていました。
初めていただく組み合わせな気がしますが、洋梨ってそこそこ渋みのあるフルーツなので抹茶と馴染むように感じました。
柿とティムールペッパー。
柿のかき氷に合わせるのは、ネパールの花椒であるティムールペッパー。
上から生柿のスライス、ティムールペッパーのエスプーマ、柿ミルクと干し柿を使った濃厚なソース。
ぱっと見柿一色の甘みの中に、柑橘系の爽やかなティムールペッパーの香りが煌めきます。
中には柿の果肉もゴロゴロ。
使い方が様々な柿が次から次に登場して、ひと口目から最後のひと口まで全く飽きない1杯でした。
ホワイトマッシュルーム。
以前インカのめざめをいただいたことがありましたが、2度目のお野菜メニュー。
これ系は少し小盛りで提供されます。
スライスマッシュルームの下に、デュクセルのようなマッシュルームのソース。
スライスの上には少し塩を散らしてあります。
デザートというよりはクリームスープに近いような味わいで、チーズのエスプーマがバターのような風合いとして広がります。
マッシュルームのかき氷というだけでもどんなものが出てくるかビビりましたが、少し葉っぱがチラ見えしていてさらにビビります。
恐る恐る食べ進めると、ガッツリルッコラが出てきました。
バルサミコ風味の味付け。
もちろんスープを冷たくしただけでは味のバランスが崩れてしまいますから、かき氷にしてちょうどいい調整がなされていて、この温度でこの味を感じるという新鮮な体験ができました。
また次のメニューも楽しみにしつつ、ごちそう様でした!