去年10月に六本木に新しくオープンしたパン屋さんに行ってみました。
そういう意味ではパン屋さん激戦区とも言えるかもしれません。
六本木ビル2階、ラトリエ・デュ・パン。
1階は同経営？のワインショップがあり入り口がやや分かりにくいですが、何とか辿り着きました。
お店の奥にはしっかりイートインスペースというかもはやカフェが設けられています。
期待が高まります。
パンの種類は非常に多く、バリエーションもかなり幅広い印象。
ハード系、デニッシュ系、お惣菜系、さらにはベーグルだけでもかなりの種類が揃えられています。
カンパーニュ(小)(65円)。
ライ麦30％とカンパーニュにしては控えめでしょうか。
かなり小さなパンなので食感はどうなるのかと思いましたが、しっかりクラムとクラストにメリハリがついて、香ばしい表面のガリッと感、甘みのある中のもっちり感が味わえました。
このサイズながら本格派です。
パンオショコラ(小)(130円)。
クロワッサンを狙っていたのですが、まさかの一つもないという状況・・・。
人気商品のはずですが、お昼時にまだ焼きあがっていないとは・・・。
代わりに唯一焼きたてだったこちらを購入してみました。
そっと持たなければ割れてハラリハラリと剥がれてしまう表面は、超極薄の層ながらも一枚一枚にしっかり固さがあります。
噛むとピキピキッと割れる食感が気持ちいいです。
中心部はバターがしっとりとしてモチモチした食感も味わえます。
AOPバターを使用、と書かれていましたが、口に残るバターの味がとてもいいです。
甘みがあります。
パンオヴァン(試)(140円)。
スライスして一枚からお試しとして購入できるようになっているのがありがたいです。
赤ワインで煮たドライイチジクやナッツ類をたっぷり使った、との説明書きでしたが、チェリーが妙に目立っていたように思います。
その辺は選んだ一枚にもよるのかもしれません。
サワー感もあってこちらも本格派。
美味しいものをちょこっといただくのが好みの人にはもってこいです。
この日はガッツリお昼時だったのですが僕の他にお客さんはいませんでした。
まだ認知されていないのかもしれません。
普通サイズのパンもありますが、お試し用や小サイズも多く取り揃えてあり、商品説明も丁寧で全ての商品に5段階で固さ表示までしてあります。
初めての人でも利用しやすい工夫ですね。
ただパンの種類が相当あるにも係わらず、焼きたてはパンオショコラだけだったのは残念。
人気が出てきたら回転も良くなるのかもしれませんね。
この後大学へ戻る途中に麻布十番を通りかかったところ人混みのできているパン屋さんを発見。
ちょっと覗いてみることに。
麻布十番モンタボー。
結構色んなところに支店もありますが、名前の通りこちらが本店。
先ほどとは打って変わってすごい人気でした。
くるみパン(168円)。
焼きたてで出てきたので思わずゲット。
このパンも食べ比べが結構楽しかったりします。
くるみの量は若干寂しい印象。
表面はカリッと、中はふんわり軽く、柔らかな弾力もあります。
甘みのある生地ですが、素朴系のくるみパンには珍しくバターの旨みがジュワッと感じられたのが意外でした。
止まらなくなるタイプの生地で、美味しくいただけましたが、くるみは寂しい印象。
バナナとくるみのクロッカン(210円)。
ヴィジュアルと名前に惹かれて購入。
最後にデザートっぽいのが欲しかったのもありましたかね。
ダイス状のデニッシュ生地、くるみ、カリカリのローストバナナのスライスが固められたクロッカンです。
裏側はこんな風にキャラメリゼされています。
うっすらバナナも見えていますね。
デニッシュ生地は表面に出ているものはサクッと軽い食感で、中心部のものはしっとりしています。
ガリッとかなり固めのバナナに甘いキャラメリゼ、コリコリと香ばしいくるみ。
様々な食感、香り、味わいが楽しませてくれるパンです。
こちらはくるみもほどほどに入っていましたが、他の食感や味にインパクトが強いだけにあまり目立っていませんでした。
もっと入っているともっと嬉しいです。
こちらのお店はやや大衆的なお店で、値段はリーズナブル、味も食べやすいものでした。
食べやすいだけに食べ過ぎてしまうのが危険な感じでしたよｗ
いやいや、何と言いますか。
食べすぎですねｗ
午後の授業では寝ないように気をつけましょう。
