ここのところ常態化してきてしまっていますが、やっぱり高はしさんへ。
みなさんとお話しながら待つ時間も楽しいのですよね。
いつもより若干早めにシャッターが開きました。
僕は第2陣で入店。
迷うことなく素早く注文を済ませて待ちます。
この日は結構似た注文をされる方が多かった気がします。
あなが煮こごり(600円)。
前日のあなご丼の売れ行きによって登場することのあるメニュー。
あったとしても数が限られているので、ありつける機会が少ないのですよね。
キンと冷えたゼラチン。
一切れが大きいので、口の中にたんまり。
スーッとスムーズに融けてしまうので、あわわあわわといただきます。
身はたっぷり1尾分かな?厚みがすごいです。
あなごという魚も産地が広いですから、時期に関係なくどこかしらである程度いいのが獲れたりするようで。
高はしさんはあなごが名物のひとつでもありますから、安定していいのを揃えてくださっています。
過去に値上げはありましたけど、質は落とさない気概ですね。
いやでも、思ったよりもボリュームがありますね(笑)。
メイン出てくるまでのつなぎの予定でしたが、メインまでに食べ切れませんでした。
桜ます塩焼き(かま)(3500円)。
高はし春の風物詩!
季節物ということで週末は需要が集中するため価格が高騰するそうで仕入れが厳しいとの予測もありましたが、根性で仕入れてくださったそうです。
昨年は身の部位をいただきましたので、今回はかまで。
僕の前後のお客さんの注文はかまに集中していましたね。
「らしい」焼き目もしっかり。
桜ますの爽やかな香りが、焼きに焼かれてややワイルドに。
かまということで、この辺りはジュワジュワジュージュー。
爽やかさが持ち味の桜ますではありますが、これだけ脂が乗るとさすがに濃厚です。
ほぐした身はご覧の通り、桜色。
心が洗われる気がします。
春はどうしていつもこう春らしいのでしょう。
清々しい気持ちで新年度を迎えられますね。
そして時期の短い桜ます、出会いあれば別れもあるのが春という季節ですから、しばしのお別れでしょうか。
また桜の花の咲く頃に会いましょう。