買い物の後、管理施設棟へ移動して八千代さんへ。
お昼は行列が延びますが、早い時間は比較的空いていらっしゃいますね。
寿司湯呑み。
築地時代はお寿司そのものの柄の湯呑みがよく出て来ましたが、これは生前のお魚のイラストですね。
最近はどの湯呑みが当たるかがひとつの楽しみになっています。
カウンターから厨房を見渡せるようになったので、注文した料理が出来上がっていく様子を眺めながら待ちます。
アジ・カキフライ。
看板メニューのひとつ、アジフライに季節物のカキフライを合わせました。
小振りに見えて肉厚なアジフライが1尾。
カキフライは3つ付け。
香りはそこそこですが、とにかく肉厚でふっわふわ。
夏に比べると冬のアジフライは痩せるイメージもありましたが、今回は肉厚というか、よく肥えたアジでした。
衣の中で蒸されて、しっとり仕上がった身質。
移転しても変わらぬ「市場ならでは」の絶品アジフライでした。
続いてカキフライ。
同じ場内でいうと小田保さんのカキフライが有名ですが、あちらは笑ってしまうほどの牡蠣の大きさが特徴。
対して八千代さんのカキフライは、小振りながら牡蠣の香りが強くて印象に残ります。
八千代さんは衣にしっかりと香りと味が付いていることで有名なのですけど、それを凌駕して余りある牡蠣の磯っぽさ。
小田保さんには小田保さんの、こちらにはこちらの満足感があって甲乙つけがたいなあと思いながら、ごちそう様でした!