この日はプリンを食べたくなって、三田の「グーテ・ド・ママン」さんへ。
クラシカルなどっしりしたプリン、と思って真っ先に浮かんだのですよね。
キャラメルプディング。
イートインは大きめのテーブルが2つだけですが、幸い空席があったのでスムーズにいただくことができました。
やや色白のプリンに色の濃いカラメルソースが流れ落ちて表面を染め上げます。
サイズはそれほど大きくなく普通くらい。
上面にカラメルソースがたっぷり溜まっていて、鏡面のようにギラギラと輝いています。
カラメルソースはリキュールも効かせて、見た目だけでなく味わいもギラギラ。
プリンは生クリームをたっぷり使ったタイプでどっしりした質感、クリーミーさの残る濃厚な後口。
リキュール使いといいクリーム使いといい、レトロなプリン好きには敬遠されがちだったりしますが、こちらはさすが本格派パテイスリーとあって嫌味のない上質な仕上がり。
とてもいい味でした。
リチャードジノリのカップというのも、いいとこのお宅にお邪魔したような趣があっていいですね。
都内のクラシカルなプリンというと5本の指のうちには挙げられるほどの人気店ですが、
「今日は何で見て来てくださったんですか?」
と聞いてくださるなど、飾らないスタンスが素敵でした。
他のお菓子も久しぶりにいただきたくなったので、またお邪魔したいと思います。
ごちそう様でした!