桃の季節になったので「ねいろ屋」さんでかき氷をいただきます。
毎年10種類を超える品種をリレー方式で提供していくこちらの桃のかき氷。
昨年は1種類だけ食べきれずに涙を飲みましたが、今年は早速1品種目を逃しました。
瀬戸内レモンラーメン。
同行者が注文したラーメンです。
「ねいろ屋」さんの定番メニューながら今回初めて味見させていただいたんですけど、想像以上にすっぱくてびっくりしました。
この酸味をチキンの旨みと塩味でもってスープとして成立させているところがさすが。
ガスパチョとかトムカーガイみたいなお料理にむしろ近いイメージなのかも。
瀬戸内レモンミルク。
こちらはミルクの甘みにレモンのビターな風味で深みを持たせた1杯。
肉厚なピールも尖ったところのない、まろやかな甘みの要素としてまとまりのある仕上がりになっています。
ラーメンとは打って変わってまろみのあるレモンの風味を感じることができました。
マルミツ農園の桃(日川白鳳)。
とろみのあるソースの質感、甘みに頼らない香りと渋みに溢れる桃のニュアンス。
「ねいろ屋」さんのかき氷は、氷とソースを一緒に口に入れるとそのフルーツを再構成したような完成度の高いバランス感を備えているのですよね。
そのフルーツをそのまま食べるより、そのフルーツをよりよく感じることができるお店だなあと改めて思いつつ、ごちそう様でした!