2022年11月にオープンしてモーニングやプリンが気になっていた浜田山のカフェ「ou」さんへ。
人気店だから結構待つかと思いましたが、運がよかったのか空席があってスムーズに案内していただけました。
クロックムッシュ。
モーニングメニューもありましたが、こちらは通常のフードメニューから。
セットのコーヒーをお願いしたら、アメリカーノだったと思います。
苦みはあるもののあっさりして飲みやすいお味。
ドリップコーヒー もあるようだったので、それはまたの機会の楽しみにします。
クロックムッシュはトーストにベシャメルとチーズを載せて焼き上げたもので、間にベーコンも隠れていました。
パンは三鷹の「トーホーベーカリー」さんのものを使っているとのこと。
ふかふかやわらかながら、べちゃべちゃになりすぎず質感の強さのあるパンでした。
可愛くて食べ手のある1皿でした。
こちらはモーニングプレートで、トーストの選択肢からチーズはちみつトーストを選んだもの。
モーニングプレートとしてはかなり豪快なサイズのソーセージ付き。
ケチャップとマスタードを添えていただきます。
クロックムッシュと見た目は似ていますが、はちみつがかかっている分、味に助走の利いたパンチがありました。
ouのクラシックプリン。
お目当てだったプリンはやや小ぶりながら、インパクトのあるドスの利いたカラメルソースの黒が目を引く1品です。
お店のインスタによると、店主さんが研究を重ねたレシピは、プリンもカラメルソースもそれぞれ通常の2倍の時間をかけて焼き上げるのだそう。
プリンはなめらかなクリーミーさがありつつと、ぱりっと割れるようなプリン特有の固さも併せ持ったもの。
ほんのり卵の香る生地の味です。
カラメルソースは甘さの向こう側まで行ったような詰め切った味わいで、そのシャープな風味がラム酒のニュアンスと重なっているようなまとまり方をしていました。
西新宿五丁目の「サウザンドコーヒー」さんでも"たまり醤油"みたいなカラメルソースに驚かされましたが、あちらはかなり粘度が強いのも印象的だったので、こちらのさらっとしたテクスチャーははっきり違いのあるものだったと思います。
カラメルソースは結構とがっているので万人受けという感じとも違うかもしれませんが、刺さる人には深く突き刺さりそうな1品でした。
僕には深く、深く突き刺さったな!と思いつつ、ごちそう様でした!