この日はどこかで夕飯をいただくことにして、以前から気になっていた「昼はカレー屋さん、夜は酒場」という2つの顔を持つ「インド富士子/インド不二」さんへ伺いました。
今は閉店した小金井の「インド富士」さんの支店としてオープンしたお店だそうです。
エスプレッソトニック。
アルコールメニューだけでなく、ノンアルコールも楽しめるようにしてくださっていてありがたいです。
前菜3種盛り合わせ。
3種盛り合わせは「おひとり様用」と書かれていました。
1人だと何品もは注文しにくかったりするので、好きなものを自分で選べるこちらもありがたかったです。
スイカミントサラダ。
先日の「パヴォーネ・インディアーノ」さんでスープをいただいて以来、料理の食材として気になっているスイカの1品から。
塩気が強め。
冷たいボルシチ。
ヨーグルトでマリネしたビーツという感じ。
ボルシチということでサワークリームということだったのかもしれません。
別メニューで「ビーツマリネ」が間違えられた可能性も2%くらいあるかもと思っていますが、確認できませんでした。
マサラ水ナス。
こちらもかなり塩気を強めに設定してある印象。
「お酒に合う味付け」の中でも塩を強く利かせてあったように思います。
好みよりは塩気が強めかなとは思いましたが、とはいえスイカ、水ナスともにさっぱりした中にホールスパイスがギラギラと利いていて楽しみの多い前菜盛り合わせでした。
台湾パインとトルコの白チーズ。
甘みの強い台湾パインと合わせたのは、フェタのような酸味が鮮烈なトルコの白チーズ。
あまり明るくないジャンルだったので調べてみましたが、ベヤズ・ペイニールというチーズだったと思います。
さらにバルサミコみたいなソースもかかっていて、チーズの乳酸とはまた異なるタイプの酸味と甘みが加わっていました。
食べ応えと味のインパクトのある1品でした。
チキン65。
唐揚げをスパイスソースで絡めたようなお料理です。
名前の由来は諸説あるようですが、発祥のお店でのメニュー番号が65番だった、辺りが好きです。
ちなみに僕とは関係がありません。
ソースがたっぷり絡んでいますが、カリカリサクサクの食感が残っています。そして熱々。
唐揚げと思って食べてもストレートに美味しいと感じられる食感やジューシーさですが、さらにそこへ風味のよさとパンチの利いた辛みが飛びかかってくるような後味でした。
最後にチャイもいただきます。
ホットのチャイが透明のグラスで出てきたのは初めてな気がします。
エスプレッソのクレマみたいなミルクフォームの厚い層があるのも特徴的。
フォームミルクの軽い口当たりから、甘みとスパイスの甘い香りがずんっと重みのある味わいに。
個性があるけど飲みやすいチャイでした。
またいただきたいです。
メニューの字面を眺めるだけでテンションが上がるような、楽しいお料理がたくさんありました。
訪問ごとにガラッとメニューが替わりそうなので、次回を楽しみにしつつごちそう様でした!