ネルドリップのコーヒーとシフォンケーキの組み合わせにハマっていた頃に気になっていた秦野の「珈琲11月の雨」さん。
少しの間お店を休まれていたようですが、再開したので伺ってみることに。
楡ブレンド(深煎り)。
聞いたことがある名前だなと思いましたが、渋谷の名店「茶亭羽當」さんの同じコクテール堂さんの豆を使っているということのようです。
深煎りコーヒーが鮮やかな色に見える漆黒のカップはジノリでした。
シンプルなデザインでとても好き。
香ばしい苦みが味の中心ではあるものの、温度を落とした抽出のおかげかとてもやわらかい印象の残る1杯でした。
珈琲ゼリー。
狙っていたシフォンケーキはこの日はなかったのですけど、季節メニューとして珈琲ゼリーがあったのでそちらをいただくことに。
かなりやわらかく仕上げたゼリーにバニラアイスをひとすくい。
ゼリーはビターで、アイスを合わせることで味を調える造りになっています。
時間をかけて、混ざり合うのを待つのが吉な1杯でした。
緩めに仕上げるコーヒーゼリーもときどきいただきますが、コーヒー自体の味にこだわって作ると、結局液体が1番美味しいということなのかななどと考えています。
せっかくなのでカフェオレも。
メニューには「オレ・グラッセ(カフェオレ)」と表記があったのでアイスのみかとも思いましたが、ホットでも注文できるとのこと。
ミルクは味濃いのですけど、ややコーヒー多めのバランスで、その意味での「濃さ」も感じるカフェオレでした。
ホットチョコレートにちょっと似たニュアンス。
今回はシフォンケーキがなかったのが予定外でしたが、それでも存分に楽しませていただきました。
またシフォンケーキも、それ以外もいただきに行きたいなと思いつつ、ごちそう様でした!