バルセロナから早朝の飛行機で目的地であるサンセバスチャンに到着。
ホテルに荷物を置いたら早速高速バスで1時間強かけてバスク地方の大きな都市であるビルバオに行ってみました。
朝をちゃんと食べていなかったので早めのお昼を…‥と思ったらなかなか飲食店が開いていません。
どうやら20時とか21時まで明るくて夜の長いスペインでは、飲食店のお昼営業開始が遅いようでどこも13時とか13時半とかのスタートのようだったのですよね。(カフェ&ベーカリーとかは開いている)
というわけで先に他の用事を済ませてから、気になったハンバーガーのお店「HDH」に伺ったのですけど、なんと完全予約制とのこと……。
もうすっかりハンバーガーの口になってしまっていたので、ジャンルを絞って他のお店を検索して引っかかった「Berty's Burger Bilbao」へ。
お店に入ると想像と違って広くて"いいお店"感が漂っていたのでたじろぎましたが、ハンバーガーに向けてまっしぐらで着席。
テーブルの上に気になる商品紹介を見かけて、注文を即決しました。
KYOTO(京都)バーガー。
日本食の要素を取り入れているということで名付けられた名前のようです。
緑色のはわさびバター。
提供時は固形でしたが、目の前でバーナーで炙ってメルティーに仕上げてくださいました。
チーズはチェダー。
クラウン側には大量の海苔の細切り。
この状態で提供されるので、自分で重ねて完成させていただきます!
日本風のバーガーということより驚いたのは、バーガー袋がなかったこと。
仕方がないのでそのままかぶりついていただきます。大口でガブリ!
ビーフ100%の180gパティ(ミディアム)と柔らかくもコシと噛み応えのあるバンズ、ソースはベーコネーズ(ベーコン風味のマヨネーズ?)とテリヤキソースのダブル。
シンプルに肉とパンとソースとチーズが美味しくて、正直わさびや海苔は見た目の割に"ほんのり"という印象でした。
ソースは照り焼きとはまた違った気がしますが、お肉に合う醤油っ気のあるソースでした。
ポテトはウェーブカットですが、マッシュではなくじゃがいもをカットして揚げたものだったと思います。
ポテトがほどほどの量で助かる。
Berty's Burger。
店名を冠したシンプルなバーガー。
パティは同じく100%ビーフの180g。
チェダーチーズ、特製ソースの他にベーコンと、特徴的なのは飴色玉ねぎが挟んであったところでした。
KYOTOバーガーに比べるとチーズの量が少なかったのか、その点の濃厚さはやや抑え気味だったかも。
力強いお肉と飴色玉ねぎで、味の幅が随分広いハンバーガーでした。
シンプルにバンズとパティがめちゃくちゃ美味しいので、どのメニューを食べても満足できそうだなと思いました。
パティな感じは日本でも同じくらい美味しいお店はあるかもしれないけど、ふかふかかつコシの強いバンズはちょっと抜けた出来栄えだったように思います。
それぞれ飲み物も頼んで5400円くらい。
やっぱりいいお店だったのかも、と思いつつ、大満足でごちそう様でした!