この日は親族の会食で「資生堂パーラー ザ・ハラジュク」さんへ。
明治神宮の森と新宿のビルの街並みを見渡せる個室での食事でした。
とかいって、個室から原宿駅を見下ろすことができて、電車大好きな3歳の甥っ子が飽きずに過ごせそうというのがお店チョイスの最大の理由だったようです。
室内には、日本で初めてソーダ水を販売した資生堂の、ソーダ水製造機(のレプリカ?)が飾られていました。
パン。
スープは2種類から選ぶことができて、僕はシンプルなコンソメにしました。
いいレストランのコンソメは、他では味わうことのできない希少価値のあるメニューというイメージがあって、機会があれば積極的にいただきたくなるのですよね。
少し塩気よりも旨みを優先した味わいは、最初少しツンとして感じるのですけど、後から力強くまろやかな旨みとその裏にある甘みがじんわり広がります。
美味しい。
シーザーサラダ。
4品くらいから選べて、こちらは前菜としては非常に地味とも言えるメニューですが、目の前で1から調理してくださるこだわりの1品なのですよね。
各テーブルを回っていたようで、来るまでに少し時間がかかりました。
レタスはロメインレタス、チーズはペコリーノロマーノ。
大きな器ににんにくを擦り付けて香りをつけてから調味が始まって、シーザーサラダにもいくつか流派があるようですが、本場(?)は牛乳やクリームを使わず卵黄でコクを出すのだそうでした。
調理工程を見るとより美味しく感じられるようにのるあの感じ、何なのでしょうね。
絶品でした。
金目鯛のヴァプール アロマートソース。
ヴァプールは蒸し調理のことで、アロマートは香味野菜のソース。
蒸し調理ということだからか、皮目の赤と身の白がとても綺麗なコントラスト。
バルサミコの香る甘酸っぱいソースも、魚の旨みをよく引き立てるものでした。
ワゴンで運ばれてくるデザートは、好きなものを選び放題だったので、全部でお願いしました。
アールグレイのムースケーキが濃い香り。
プリン皿のプリンも、クラシカルで美味しいです。
ドリンクはハーブティーをチョイス。
どのお料理も王道感があって、接客もとても心地いいものでした。
老若男女問わずみんな大満足で、ごちそう様でしたれ