続いてお隣のお店、高はしさんへ。
こちらでも新サンマが始まっているそうなので早速いただきましょう。
7時過ぎのオープンなので開店まで20分ほど先頭に並びました。
開店してシャッターが開くと席は常連さんで埋まっているのがこちらのお店の特徴。
1席だけ空いていたのでするっと入れました。
店内は常連さんとお店の方の仲の良さが伝わってくる和やかな雰囲気。
上新香(小)(150円)。
メインを単品で注文したので、待ち時間にいただけるものを。
こちらの定食にはお新香が付かないので、いただくのは初めてでした。
やや浅めの漬かり具合ながら、サックリの食感と胡瓜の甘みが突き抜けています。
これ、美味しいです。
15分ほど経ってメインが登場。
新サンマの塩焼き(2000円)。
通称(自称?)「黒騎士」とも言われる黒々としたビジュアル。
本日2本目ということもあって、思わずたじろいでしまうようなサイズです。
こんがりとした焼き色、カリッとした食感が見た目から分かるほどです。
しっかり脂を落としてありますが、それでも残る脂を最大限引き出しています。
で、その奥から引き出された脂の美味いこと。
肝はかなりしっかり火が通っていて、ぷりっと固めの食感でした。
これだけ焼くとさすが炭火が猛烈に香ばしく、カボス?を絞ると新しい味わいに。
さっぱりさせるとかではなくて、新しい味を作るような感覚でした。
大根おろしが丸っと可愛いです。
完食。
お隣の方が召し上がられていた小甘鯛の一夜干しだったでしょうか、すごいボリュームで立派な骨だったので、手強そうだなーと思いながら見てしまいました。
こちらのお店は混んでいてお店の方はとても忙しそうですが、調理しながらもお客さんの様子をちらちらチェックしていたり、お店を出るときには目を見て明るい表情で「ありがとうございましたー」「お待たせしてすみませんでしたー」と声をかけてくださいます。
その辺りが常連さんが付く秘訣かもしれません。
料理も雰囲気も素晴らしいお店です。