寿司大さんを出たら、いつものコースに戻ります。
ということで高はしさんへ。
こちらでも2時間近く待ちましたので、寿司大さんと合わせて6時間くらい並んだことになりますね(苦笑)。
最近平日に目玉商品が出ることが多いので土曜も期待してしまうのですけど、なかなか残ってくれませんね。
いやいやもちろんレギュラーメニューだってどれも魅力的ですから、物足りないことはないのですけど。
今週は、半季節物(?)のメニューに決定。
時鮭(かま)塩焼き(2000円)。
大目ますに塩をして冷凍したものなのだとか。
時鮭(時知らず)と大目ますの違いは「北海道で獲れるか本州側で獲れるか」だと言われたりもしますが、高はしさんでは調理法で言い分けているよう。
「小振り」と紹介されていたと思いますが、普通の感覚だと十分すぎるボリューム。
モノ自体の大きさではなく、塩をして置いている分縮んでいるのでしょうか。
脂のあるところには塩も強めにしてあるような気がします。
そして鮭鱒系は何といっても香りがいいですね。
桜ますはふんわりとやわらかさのある香りでしたが、こちらはギラギラと食欲を引っ張り出されるような強めの香りです。
締まった身は「とける」というよりはほろりと「ほぐれる」感じ。
部分によっては塩気がかなり強いですが、そこから引き出される鮭の味も強力なもの。
1度眠った脂もたたき起こされています。
日本の朝ごはんの定番の「塩鮭」としての郷愁など吹き飛ばす唯一無二の存在感。
美味い美味い美味い美味い・・・と執拗に頭に浮かび上がってくるような、押しの強い美味しさでした。
シモは1000円とかなりお手頃な価格ですが、塩気はもう少し気になりそうな気がします。
次に頼むときはどうしようかな?