肩肘張らずに美味しいものをお腹いっぱい食べられる洋食屋、浅草の「グリル佐久良」さん。
最近おすすめのお店を聞かれたら、こちらを紹介することが多くなってきました。
料理ヨシ、雰囲気ヨシ、立地ヨシ、誰にでも勧めやすい良心的なお店なのですよね。
そして、人におすすめするときはやはり「何を食べるべき?」という話になるので、佐久良さんのメニューをまとめてみます。
メニューが多いので今回はシチュー・グリル系に絞ってご紹介。
↓フライ編はこちら
↓サラダ編はこちら
1品ずつ紹介する前に要点をまとめますと・・・
①全部美味しいのでメニューの数だけ通うべし
②まずは看板メニューのハンバーグかシチューを食べるべし
以上2点を踏まえた上で、ご覧ください!(お店のメニュー写真は記事末に)
【ハンバーグ】
パンッパンに膨らんで丸々としたハンバーグ。
おうちハンバーグに比べると、ちょっと高貴な牛肉の味わいに、
贅沢なデミ、さらにはとろーり黄身を絡めていただきます。
【タンシチュー】
「お箸で切れる」とはこのことを言う!と誰もが驚愕するやわらかさのタンがたっぷり。
"タンシチュー"って言われてもあまりイメージが湧かない・・・
という方のタンシチューデビューにもちょうど良さそう。
【ビーフシチュー】
タンは全体にきめ細かく脂が入っていて、全体がやわらかい身質だったのに対して、
ビーフシチューのお肉はどろりと甘みの濃い脂身が印象的。
こちらもお肉の量がとっても贅沢です。
【ミックスグリル】
あれも食べたいこれも食べたい・・・
と迷ったときは、思い切ってこれを。
ビーフステーキ、ハンバーグ、グリルチキン、ポークソテーのミニサイズが1プレートになっています。
正直に言えば、フルサイズで食べるよりはそれぞれの味は落ちるので、
気に入ったものがあれば次の訪問で単品注文を!
ちなみにビーフステーキは現在メニューから消えているので、ミックスグリルを注文しないと食べられません!
【チキンカツチーズ】
"3種の神器"ならぬ"3種のチキン"、最初の刺客はこちら。
ボリューミーな鶏モモ肉を焼きカツにして、上にチーズ、さらにはデミをかけた1品。
聞いただけでも、見ただけでも絶対美味しい料理ですが、もちろん食べると1番美味しい。
チキンに厚みがあって、火入れも抜群です。
【グリルチキン】
"3種のチキン"、続いてはこちら。
グリルしたチキンにデミソース。
さらにグリルしたトマトと、ソースには少しタバスコが効いていたように思います。
名前的には最もシンプルそうですが、実はひと工夫のあるメニューなのです。
【チキンのメリーランド】
"3種のチキン"、最後の砦はこちら。
名前からは想像のつきにくいメニューですが、衣を付けて焼き上げたチキンに、
ベーコン、チーズ、目玉焼きを合わせてあります。
名前の由来は、下記記事をご参照ください。
【ポークソテー】
厚みのある豚肉を、細かくカットして間にベーコンを挟んでソテーしてあります。
ベーコンの香りがしっかり移っていて、ベーコンの香りのする豚肉・・・かなり面白いです。
上にはパイナップル、鉄板には辛子、黄色いものと合わせて召し上がれ!
【白身魚のバター焼】
個人的にとてもお気に入りなメニュー。
最初に食べたときに「夏はスズキ、冬はヒラメ」と説明されましたが、まだヒラメには出会ったことがありません(冬は代わりに真鯛をいただきました)。
佐久良さんの絶品タルタルソースをたっぷりかけてもらえるのも嬉しいポイントです。
【野菜オムレツ】
軽いメニューと思わせておいて、ずっしりボリューミー。
中はモダンな半熟仕上げで、具のお肉と野菜もたっぷり包み込まれています。
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調理はおひとりなので、時間がかかることは覚悟した方がいいかもしれません。
また、テーブル席は基本的に使わなかったり、カウンターが空いていても状況によってはお客さんを入れなかったり、
お母さんが臨機応変にオペレーションされますので、素直に従いましょう。
忙しいとちょっとバタバタすることもありますが、とってもキュートなお母さんなのでコミュニケーションも楽しまれるといいと思います。
ゆったりといい時間を過ごしに行く、そんなお店です。