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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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代々木八幡の「365日」で十勝小豆あんぱん、パンオショコラ、カヌレ、ランドネ、本日のパン、「テコナベーグルワークス」で色々。

続いても代々木八幡駅すぐそばのこちらのお店へ。 
 

365日。
2013年12月にオープンしたばかりです。
デュヌラルテ出身の杉窪章匡さんのお店とあってパンの並び方は少し似ています。
ただアバンギャルド?な雰囲気のあるデュヌラルテに比べてシックでスマートな印象を受けます。
たまたまかもしれませんが、女性店員さん達は髪の櫛の入り方がとてもきっちりしていましたよ(笑)
 
ミスチルの曲で「365日」 というタイトルを見たときは不思議な名前を付けるなあと思いましたが、パン屋さんの名前にしても違和感がありますよね。
写真では分かりにくいですけど「365日」の下に「食+食-食÷食」と書かれています。
 
杉窪さんの哲学の中に足を踏み入れていくような気持ちでお店に入ります。
 

有機十勝小豆×あんぱん(180円)。
 
素朴でシンプル。
特徴があるわけではないけど個性を感じます。
 

ふんわっとエアリーな軽い食感ですが、噛むと少し弾力があります。
噛んでいるとお米かお餅を思わせるような味わいの広がり。
 
こだわりの餡も見るからにみずみずしく、豆の風味の強いこと。
普通に甘さもありますが、こうでもしないと豆の味に負けてしまいそうなのです。
 

パンオショコラ(230円)。
クロワッサンが売り切れていたのでこちらを。 
 
ミチミチ―ッと強い食感で、チョコチップが全体に混ぜ込んであるのが特徴的。
芯にもちゃんと一本巻き込んであります。
 
バターの風味をより濃厚に、より強くしていったらチョコの風味に近づいたような、そんな味の一体感があります。
食感と味のイメージもよく合いますね。
 

カヌレ(160円)。
ガリッとしっかりハード。
 
使っている洋酒がラムじゃないのでしょうか。
想像していたのと違う風味が強くてちょっと、お!と思いましたが、構えていたところにボールが来なかった感じでビックリしてしまってなんだか分からないうちに食べ切ってしまいました。
 

ランドネ(280円)。
ライ麦生地の中に白イチジク、カレンズ、くるみ、ヒヨコ豆、オーツ麦、白ごまが入っています。
 
フィリングもたっぷり入っていますが、むぎゅむぎゅのライ麦生地もしっかりと存在感のあるパンです。
ライ麦特有の酸味は感じられず、素朴な味わいの生地。
そこに火が入って風味が増したそれぞれの素材の味がはっきりと主張してきます。
 

本日のパン(220円)。
この日は黒オリーブ×グリュイエルチーズ。
くるみとベーコンも入っていました。
 
このパンは見た目と説明から受けた印象からそう遠くなく、なるほどなるほどといただけました。
 
オリーブの塩気がいいですね。
 
こだわりの素材を数式で表現していたりして一見味気ないのですけど、無駄を削ぎ落としたシンプルな表現はこちらの想像と食欲を掻き立ててくれるものだったとも思います。
「こんないい素材を使っています!」と推し推しで来られると引いてしまったりもしますけど、このお店のスタンスはあくまでも「いい素材を紹介します」という感じ。
こんなに美味しい素材があるんですよ、美味しいものを食べると心が豊かになるでしょ、と語りかけてくる感じ、それが僕の受けた印象です。
 
それぞれ置かれた立場で毎日選ぶ食事は違ってきますけど、365日の中のこの食事をどんなものにしよう、とちゃんと考えたくなるようなお店でした。
 

テコナベーグルワークス。
こちらもそばにあったので寄り道。 
 

飴色玉ねぎクリームチーズ、グリーンティークリーム、くるみ。
 
このお店の面白いところは「むぎゅむぎゅ」「もちもち」「ふわふわ」の3種類の生地が用意されていること。
個人的には「むぎゅむぎゅ」と「もちもち」は逆のような印象を受けましたが(笑)
それぞれ食べてみて自分の好みをみつけるといいと思います・・・、と3つは買ってしまうお店です(笑)
しかもそれぞれ色んな種類のフィリングやトッピングが用意されているのでついついたくさん買ってしまったり通ってしまったりしそうです。
 
正直味的には「美味しい」というより「面白い」という感じ。
フレンチ料理風の料理をカフェランチで食べるような、おしゃれでカジュアルに楽しむようなベーグルだと思います。

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