7月31日(日)、この日のランチは久しぶりに千駄木の焼鳥今井さんへ。
どんどん人気が高まっていて一時は開店前かなり早くから行列が伸びるようになっていたという噂でしたが、この日は開店時間までは穏やかでした。
常連のHさん、Sさんにご挨拶して着席。
黒板を見て注文を決めます。
最初にいただいたのはコールラビ。
大根や蕪に近い食感にイタリア野菜で、以前il tramでもいただいたことがあります。
漬かりの浅い大根のようなイメージでしょうか。
こちらもサービスで、いんげんのクミン炒めという感じかな。
クミンが甘い香りに感じたのが新鮮でした。
今井さんは王道の味付けと、ちょっと風変わりなものと、振れ幅があるのですよねえ。
メインはラムパク丼(アタマ)(1500円)。
ラム肉の卵とじとパクチーの丼です。
ごはんなしでお願いしたので「ちょっと味が濃いかも」とのことで、追い鶏スープをいただきました。
この辺りの気遣いと味付けへのこだわりは今井さんらしい感じ。
ラムは国産だそうで、「国産のラムはやっぱり美味いですよ」というSさんの言葉に釣られました。
赤身の部分と脂の部分とそれぞれ分かれたカットで入っていて、それぞれ全く違った印象の味わいを堪能できます。
赤身の方は噛むたびじわじわと広がる旨み、脂は鴨なんかに近いプリッと弾けるものでこちらは一気に美味しかったです。
それぞれ美味し。
手前は定番のカレーそぼろ、奥は忘れるところだったパクチー(笑)。
慌てて全部かけました。
ラムとパクチーについては、特別驚くような相性ではありませんでしたが、風味が変わるのは面白かったと思います。
パクチーが好きな方にはウケそうですね。
結局こんな皿数になりました。
1500円の丼ランチには見えませんよね。
ストライクど真ん中に投げ込む王道の味付けと、ちょいちょい挟む変化球。
カウンター越しに距離の近いコミュニケーション。
ご主人の投球術とトーク術に大満足のランチでした。
ありがとうございました!