続いても"金曜日コース"で高はしさんへ。
久々の土曜日訪問ということで、想像していたより長めに並びました。
当初は穴子やわらか煮をいただく予定でしたが、心変わりする時間の余裕がありまして……
のどぐろ煮付(5000円)。
きんき、なめたに続き、このところ高はしさんの煮魚四天王をテンポよくいただいていますね。
相対的に小顔に見えてしまう首回りの大物感。
何だか胸囲に貫録のあって、ラグビー選手のような体型をしていますね。
エラから覗いて見える"ノド"が黒いから"ノドグロ"。
後続の行列もグングン延びていたのに、煮上がるのに時間のかかるメニューを注文した僕は"ハラグロ"。
今度は背中側から、いいアングルを探ろう。
醤油の香り、脂の香り、じわじわ効いてくるボディーブロー。
完食後に煮汁を見ると脂が浮いていることは結構あるのですけど、殊こののどぐろに関しては登場時点から白濁し始めていましたね。
身と皮目の間の分厚い脂肪の層が、ご覧の通りなまめかしくギラつきます。
きんきは、脂が醤油を甘くするようなイメージなのですけど、のどぐろは脂と醤油が混じり合って香ばしい味わいを生み出すような印象。
皮目の脂は、むしろ豚肉とかそっち系の肉っぽさもある味わい。
完食。
さすが四天王といった貫録で、かなりオーバーボリューム感はあるのですけどいつもあっという間にペロッといただいてしまいます。
突然の心変わりで注文しましたが、大変美味しくいただきました。
ごちそうさまでした!