この日は行こうと思っていたカレー系のお店がことごとく臨時休業で、どうしたものかと思いましたが「やっぱりインド料理だな」と決めて大塚へ。
やっぱりインディア。
お兄さんは「ダバインディア」、弟さんは「シバカリーワラ」で、それぞれシェフを務めていたというインド人兄弟が一緒に始めたお店です。
お店は2階。
ランチメニューではなくターリをいただきたかったのでお願いできるか伺うと、
「ダイジョウブ」
とのこと。
「本日ノカレートハ別ノカレーガ付ク」
というような説明を受けてお料理を待ちます。
独特の甘い香りがすごいなあと、ふと振り向くと、
すぐ後ろの頭の高さ。
後頭部の当たりそうなところにお香が置いてあるようでした。
道理で。
2種のカレーランチ(ナン→チーズグルチャ)。
むむ、お願いしたつもりのものと違う。
僕とお店の意思疎通ができていなかったのか、フロアと厨房の連係が乱れたのかは分かりませんが、とりあえずフロアのお兄さんが「ゴメンネ」とウインクしてくれたのでオッケー(´ω`)
サグパニール。
辛みは一切なくとにかくマイルド。
生クリームをかなり使っていそうですが、味わいには効果的に出ていないかも。
お豆のカレー。
こちらもスパイス感は鈍重。
生姜のさっぱりした香りはいいですね。
「生クリームたっぷりのパンケーキ」とかが好きな方はハマるのかもしれません。
好意的に受け止めるなら、とてもマイルドなサグカレーでした。
こちらはホールスパイスを感じるので、サグとの比較でスパイス感もあるような気にも。
ただ絶対評価にするなら、あくまでも「穏やか」。
辛さ調整用のチリソースも。
それほど強くないのでたくさん入れても大丈夫そうですが、味わいを損ねるのでほどほどが良さそうです。
付け合わせはキャベツ。
意外にボリュームがあってよかったです。
チーズクルチャ。
これは注文通りにいただくことができました。
ギーたっぷりでテッカテカ。
ランチタイムということもあってか、ニンニクは控えめだったと思います。
生地とチーズのバランスが「ちょうどいい」くらい。
個人的にチーズクルチャはチーズの量なり、ニンニクの量なり、何かしらやりすぎ感を求めてしまうのでやや物足りなさも感じましたが、ランチということでほどほどにしてあるのかもしれません。
期待値を上げすぎていたこともありますが、結構印象としてはザラにあるレベルに感じてしまいました。
一応この日のカレーはディナーメニュー用のものだったはずですが、食べた感じは「こんなものではないはず」という感想に。
できれば次は夜に伺って本領を体感できればと思います。