小田保さんのお料理が結構コッテリだったので、熱々の日本茶を飲みたくなって思い付いたお店へ。
やってきたのは茂助だんごさんの喫茶「福茂」さん。
席に着いて、まず出されるお茶がとても美味しい。
もうこれで満足して帰ってもいいような気持ちになるほどです。
注文は抹茶と上生菓子。
朝からこれは、食べる前から眼福この上ないですね。
上生菓子は季節のお菓子3種から選べましたが、練りきりの玉椿をお願いしました。
中は白あん。
むぎゅぎゅっと詰まって、甘みは素朴な印象。
楊枝で上生菓子ってあまり食べ慣れないのですけど、ちびちびカットしながらいただきました。
お薄。
何といっても香りがいいですね。
濃い苦みの中に甘みも感じます。
お抹茶には全然詳しくないのですけど、親戚にお茶の先生がいた関係でちゃんと点てられたお茶を飲んだ経験はそこそこあるのですよね。
そのイメージだけで言わせていただくと、香りははっきりと分かりやすい一方、口当たりはもうひとつなのかなという気もいたしました。
とても香りが良かったです。
朝から落ち着いた空間でいただくお茶、想像以上に幸せでした。
お会計しようと席を立ちかけたら、お茶を注ぎ足してくださいました。
結構ですよ、と断ろうかとも思ったのですけど、このお茶は飲まずに帰れませんでした。
豊洲に来てから初訪問だったのですけど、とてもいい空間になっていましたね。
注文を終えてから気が付きましたが、コーヒーは注文を受けてからハンドドリップなのだそうで、次回の楽しみにしたいと思います。
ほっこり身体の内から温まって、ごちそう様でした!