お昼は国立のオシャレなカフェに。
実は開店時間くらいに一度伺ったのですけど、満席で入れなかったのですよね。
台形。
通りから斜めに入っていく小道の角にあるので、お店自体が上から見ると「台形」になっているよう。
お名前をお伝えして空いたら電話で呼び出していただけたので助かりましたが、予約して伺うのがよさそうな人気ぶりでした。
店内は結構暗めですが、世界各地から集まってきた感じの個性的な小物が所狭しと詰まった空間で、思わず目を凝らしてキョロキョロしてしまいます。
とはいえ暗いので写真はこんなもので失礼…。
ガラスのコップも素敵。
ランチメニューはメインを鶏肉の煮込みとキッシュから選ぶ2種類でしたが、僕はキッシュに。
まずは季節のサラダ。
「サラダ」とはいっても、大きめのお皿にひと手間もふた手間もかけたお惣菜がギュギュッと盛り込んであります。
ひじき、切干大根や冬瓜といった、馴染みある食材を、ヴィネガーやスパイスで馴染みない感じに仕上げてあってとても面白いです。
意外性はあるのですけど、やっぱりどこか懐かしいようなほっこりする不思議なサラダでした。
メインはキッシュロレーヌ。
お皿が素敵。
キノコたっぷりなのは季節の食材ということでしょうか。
バターリッチな生地は、火を入れすぎず粉とバターの香りが両方よく分かるもの。
アパレイユはほろほろ素朴な食感です。
てっきりフェットチーネが添えられているのかと思ったのですけど、これが実は人参ラペ。
そしてラペとはいっても、乳化させた感じのクリーミーなソースで絡めてあって、2度驚かされる感じの副菜でした。
デザートは台形プリンを注文。
「熱いのでお気を付けください」と濃厚なキャラメルソースがかけられます。
サラッとしたカラメルソースとは全くの別物。
やや小振りではありましたが、どろりとしたソースをかけてあるのでこれで十分なインパクト。
温かいプリンというのもなかなか新鮮で、小さめのスプーンでひと口ひと口、温度以上の温もりを感じながらいただきました。
ゆっくりおしゃべりしながら過ごすのに良いお店だなあと感じつつ、ごちそう様でした!