しばらくお休みしていた「Zopf」さんのカフェがこの日から再開ということで、久しぶりの朝ごはんに伺ってみることに。
「お休みしていた」といっても、長期戦を見据えた感染対策のため家具類をごっそり入れ替えるなどしていた攻めの期間だったようです。
以前は何ページにもわたる冊子になっていたメニューもペラ1枚に。
朝ごはんだけでも大きく分けて5種類、さらにその中でも様々な選択肢の用意された楽しいモーニングメニューだったのですけど、現在は卵料理とドリンクを選ぶだけのすっきりした内容になっていました。
前は軽めのデザートを頼めたりしたのですけど、朝は注文できなくなっているようでした。
カウンターの客側と厨房側はパーテーションで仕切られ、アンティークの大テーブルはなくしてすべて壁向きの席になっていました。
おお…そこ削っちゃうか…と思ったところもあったのですけど、いざお店に来て過ごしてみると以前と何ら変わらぬリラックスした気持ちで過ごすことができます。
卵料理は海老とオリーブのオムレツをチョイス。
この日のスープはレンズ豆でした。
レンズ豆のスープは、根菜と挽き肉のお出汁が出て旨みで温まるタイプ。
さすがパンによく合う味わいです。
オムレツは中はトロトロ、外はぱつぱつに張りのある仕上がり。
真っ赤なケチャップが鮮烈です。
お野菜料理も手が込んでいて、クミン風味の人参はお気に入りのひとつ。
またこの日はグリーンサラダに梨が入っているのも印象的でした。
地元・千葉の梨だったりするのでしょうか。
お皿からはみ出んばかり…というか、はみ出ているパンの盛り合わせ。
お皿に入りきらないだけでなくお腹にも入りきらない量なので、持ち帰り用のパン袋を付けてくださいます。
ドリンクはアイスのカフェラテ。
ずっと通っていたお店に長い期間行かなくなってしまうと、何かもう顔を出すのが気恥ずかしくなって行きにくくなってしまうところがあったりするのですけど、長いこと行かなさすぎて店員さんがほとんど入れ替わっていたので恥ずかしさはカケラも感じることなく幸いでした。
少しだけ知っている店員さんもいらっしゃったんですけどね!安定の「人に覚えられない顔」でするっとすり抜けました。
お気に入りのスチームケーキも「1週間分」購入。
パン販売の方も、客側から触れられないショウケースにパンが陳列されて店員さんにとってもらうスタイルも導入していたり対策を徹底されているようでした。
切るところと残すところ、バランスが絶妙で居心地、体験価値はそのまま。
これだから信頼できるんだよな~と思いながら大満足でごちそう様でした!