10月になって秋の人気商品・栗カヌレが始まった原宿の「binowa cafe」さんへ。
最近カヌレ気分になっていて、そういえば…とちょうど思い出したところだったのですよね。
カヌレだけ購入するつもりでしたが、やっぱり他の限定商品にも惹かれたので買ってしまいました。
太陽餅。
台湾の郷土菓子で、ラードで仕込んだパイ状の生地で、餡と蜜の中間みたいな甘い層が包まれています。
「脆いのでお気を付けください」と注意がありましたが、何とか崩さずに持ち帰ることができました。
ほろりはらりと剥がれ落ちる生地ですが、折り重なることでムチッとしたコシの強い食感を生んでいます。
ラードで作ったパイ生地ということで、ヘビーでインパクトの強い味を想像していましたが、見た目通りの素朴で繊細な風味でした。
とても美味しかったです。
カヌレと栗カヌレ。
季節の栗カヌレはもちろんですが、ここまできたらプレーンも外せません。
レシピが違うからか、表面の質感からして差異が感じられますね。
カヌレ。
ザラリとした表面で、色付きも強め。
栗カヌレ。
つるっとした焼き肌で、やや浅い色。
栗カヌレの方が背が高いなと思っていたのですけど、中に詰めたマロンクリームが膨らむのか、底の方が盛り上がっていました。
もうこれで今後はカヌレと栗カヌレを見分けられそうです。
断面を見れば一目瞭然。
カヌレとしては、やはりプレーンの方がガチッと焼き固められた表面の食感といい、プンと香る風味といい一枚上手な感があるのですけど、マロン特有の甘い香りがギュッと閉じ込められた栗カヌレもとても楽しさのある味わいなのですよね。
今年もとりあえず大人気商品を押さえられてよかったなと思いながら、大満足でごちそう様でした!