カレンダーを見るとこれで年内最後になるかもしれないな…と思いながら、「とんかつ八千代」さんへ。
何だか訳アリでおっつけられたという鰤を使った鰤大根が出てきました。
「八千代」さんは季節物と野菜の煮物以外はメニューが変わることはまずないお店なので、かなり珍しい1品でした。
よく脂の乗った鰤と、しゅくしゅくにやわらかく炊かれた大根。
淡く甘い、やさしい味付けがこちらの煮物の特徴です。
いつもの煮物料理としてはきんぴらも出てきました。
細切りでコキコキッとした歯応え。
車海老・カキフライ。
年内最後になるなら…と、やっぱりシーズンの間はできるだけいただいておきたい牡蠣と、何だかおめでたい感じで車海老を選んでみました。
牡蠣は季節を追うごとに大粒になって、味わいとしてはミルキーさが増してきたように感じます。
味わいとしてはタルタルが優勢になってきたイメージ。
久しぶりに注文しましたが、パッと明るくなるような華のある海老フライ。
有頭部分もカリカリと軽い歯応えでいただけます。
身はブラックタイガーとは比べ物にならない太さ、やらかくも強い歯応え、はっきりとした甘みが印象的です。
今シーズンはあと何回牡蠣をいただけるでしょうか。
結果的にやっぱりこれが年内最終訪問になったので、いい納め方ができたなと満足しながらごちそう様でした！
