やっぱり季節は秋刀魚。
秋刀魚を刺身でも塩焼きでもいただけるお店はないかなーと考えた結果、唯一できそうだった磯野家へ。
こちらは和・洋・中それぞれ専門の料理人が調理しているので、バラエティー豊かな食堂メニューが用意されているのが魅力。
毎日その日仕入れた魚によって本日のメニューのようなものもあるのですよね。
いつも通り築地の喧騒から少し離れた感じの長閑な店内で、NHKの朝のニュースを見ながら待つこと5分ちょっとでまずは、
秋刀魚刺身。
ツマと薬味がたっぷりでちゃんと盛り付けてあるのが嬉しいです。
おろししょうがは柑橘の香り。
旬の秋刀魚としては脂は薄め。
身の食感をしっかり感じられます。
〆てあるのか、瑞々しさは物足りないかも。
もう少し脂の乗るのを待ちましょう。
続いて、
秋刀魚塩焼き。
長さはそこそこですが、太ってます。
秋刀魚の場合「太っている」は悪口ではありません。
肝に火を通すためか、堂々と包丁を入れていますね。
裏でも良さそうなものですけど。
シュッとした顔立ち。
たっぷりの塩。
カリカリの衣のようになっています。
身も綺麗で鮮度は良さそう。
シュッとしながらやっぱりお腹が出ていますので、
肝もたっぷり。
こちらも鮮度は良さそう。
躍起になって塩を振るほど臭みはないと思うのですが、なんでこうしちゃうかなあ。
大好きな皮目が塩釜のようになっていてキツかったのがちょっと残念。
でも肝が良かったですねえ。
これほどの量も、これほどの鮮度も、築地でなくては!と思える秋刀魚でしたよ。
ちなみに、単品の価格は表記がなかったので分かりませんでしたが、お会計は1740円でした。
定食の価格は刺身も塩焼きも同じでしたので、単品は870円ずつなのだと思います。
この後7時半過ぎにフォーシーズンに向かうと、マスターご夫婦が全力で準備中。
「ね」から始まって「う」で終わるヤツですね。
真ん中は「ぼ」です(笑)。
というわけでいつもとは順番を変えて、ターレットコーヒーに流れます。
エスプレッソマキアート(410円)。
涼しくなってきましたし、ここはホットで。
高はしの前でご一緒する機会の多いお兄さんがご来店。
のんびり「磯野家の秋刀魚の話」なんかをお話させていただきました。
いつもターレットコーヒーにもいらっしゃっているのは知っていましたが、なかなか時間が被らなかったのですよね。
フォーシーズンのマスターのおかげです(笑)。
満を持してフォーシーズンに伺うと「みんな奥にいるよ!」とのことで、なるほどなるほど。
みなさんテーブルで楽しそうにご歓談中。
たまにはこういうちょっと特別な感じがいいですね。
楽しく過ごせました。
ご一緒いただいたみなさん、ありがとうございました。
僕はこの日は夜に用事があるので、それを念頭に置いて池袋まで散歩です。