小田保さんに移動すると・・・この日はかなり空きがありますね。
待つことなくテーブル席へ。
黒板メニューを見回しまして・・・
この日は新メニューや食べたことのない魚でもない限りはレギュラーメニューにしようかと思っていたのですけど、久々に見たメニューがあったのでそちらに。
以前は準レギュラーといってもいいくらいに見かけたのですけど、最近はご無沙汰だったのですよ。
舌平目バター(950円)。
前回と全く違うビジュアルです。
小田保さんの黒板メニューはおっつけられた魚だったりするので、同じ名前のメニューでも日によって印象がガラッと変わったりするのですよ。
「靴底」とか「牛の舌」とか言われたりしますが、ここまでそれっぽいビジュアルの舌平目も珍しいですね。
かなーり厚みがあるので、ガッツリとバッテンに包丁を入れてあります。
表面はカリッと中はとろり。
ちゃんとした舌平目ってそう何度もはいただいたことはありませんが、これは相当脂が乗っている方だったのではないかと思います。
しかも子持ち!
一般的に卵を持っている魚は、卵に栄養をやるので身は痩せると言われていますが、これは身の脂乗りもよかったですねえ。
なめたがれいなんかは子持ちでも身の質が落ちないとして冬場の人気魚となっていますが、それに近い特徴があるのかもしれません。
直感でビビッと来たメニューをお願いしてみましたが、大正解でした。
やっぱり市場では「一期一会」を大切にする心も忘れてはいけませんね。
ごちそうさまでした!またお願いします。