3月4日(土)、この日は久しぶりに土曜の寿司大さんの行列に挑戦。
お誘いいただいて…、というか半ば強引にお願いして4名の方とご一緒させていただきました。
楽しくお話しているうちにあっという間に店内へ。
最近はひとりで伺うことがほとんどでしたので、和気藹々できるのは随分久しぶりですねえ。
穴子の肝。
ちょっと甘めに炊いてありました。
かなりの大きさがあります。
まったりした肝に、クニッとした部位が付いていました。
うなぎの肝ほど苦みやクセがなくて、マイルドな味わいでした。
とても美味しかったです。
ガリをいただきまして。
握り…の前に、
焼き物。
今回の味噌焼きはキンメとサワラでした。
サワラは締まった身質。
味噌の甘い香りとサワラの脂の鋭い香り。
キンメは甘い脂。
ちゅるりと血合い、旨みも食感もたまりませんね。
この日はネタケースに白身が充実していたので、集中的に攻めていくことにします。
石鯛。
ちゅるりと瑞々しい身質。
噛むと脂がじんわり滲みます。
真鯛。
こちらは少し水分が抜けて、引き締まった身質。
脂より旨み、香りの広がる1貫。
玉子を挟んで、さらに白身。
オニカサゴ。
白身の中でも「クニクニ」した食感では群を抜きます。
すだちがまたよく合うのですよねえ。
何か思い出すところのある、「見られながら食べ」。
流行りでしょうか?
白身最後は平目。
しっとり湿度があって、歯応えはありつつシャリとの絡みがいいですね。
脂もほどよく、バランスのいい1貫でした。
ここでサービスのアラ汁をいただきまして。
あとは何をいただこうか吟味していたところで、お隣の注文が聞こえてきて…便乗!
たらこ。
確か初めていただくと思います。
大葉と胡麻を合わせてあります。
お隣の方は握りで注文されていましたが、僕は軍艦で。
塩気がちょっと強いのは気になりましたが、プチプチ食感が楽しかったです。
そういえば子どもの頃はたらこが大好物だったのを思い出しました。
最後は鯖。
こちらもカウンターで並びの方が注文されていて、随分輝いていたので思わず後を追いました。
脂はサラーッと軽めに、それでいてしっかり融けて消えてなくなる真鯖でした。
人と一緒に伺うと、並ぶのが楽だったり、店内で楽しいのはもちろん、ひとりでは浮かばない発想の注文もできて面白かったです。
この日はみなさまどうもありがとうございました。
またぜひ、またぜひぜひよろしくお願いしますね。
ごちそう様でした!