この日は固定化しているお店以外でかき氷をいただきたくなって、梅島の「椛屋」さんへ。
こちらは整理券を配って、指定された時間にお店に再度伺うスタイルなので、しっかり時間に余裕のある日でないと行きにくかったのですよね。
今回はお店で整理券を受け取ると、「30分後」ということでしたので、少しだけ時間を潰して戻ってきました。
これくらいだと気軽に伺えてありがたいですねえ。
宮崎マンゴー杏仁。
終了間近だという宮崎マンゴーが残っていたので、そちらに。
聞き間違いかもしれませんが、僕の後に来たお客さんが断られていた気がするので、本当にギリギリだったのかも。
「ヨーグルト」の選択肢もありましたが、面白そうだったので「杏仁」でお願いしてみました。
上には果肉のみ、ソースは別添えで提供されます。
大きくカットされた宮崎マンゴーは、貫禄の甘み。
酸味をほとんど感じさせないストレートな甘さです。
マンゴーソースを後がけすると、氷がずんと沈みます。
マンゴーのソースは結構甘め。
これはマンゴー自体というより、調味の設定が結構甘めなような気がしました。
杏仁シロップが独特な風味を放っていましたが、底にも"杏仁"豆腐が隠れていました。
最後にマンゴーソースで味わう杏仁豆腐がこれまた一興です。
続いて、スペシャルメロン。
1日の限定数が決まっているそうですが、こちらも無事に残っていました。
メロンの果実が器になっていて、マンゴーの氷に比べてかなり背が高く感じられます。
メロンのシロップは、さらさらしたタイプ。
味としてはもちろん、香りにも甘みを感じる妖艶さです。
何となく、果肉をくり抜いて器代わりにしているものと思っていたのですけど、よく考えたら中がくり抜かれていたら「全体の高さ」は上がらないですよね。
と考えたり、
そういえば、1杯目と形が違うこのスプーン。
長さばかり気にしていましたが、先がフォークになっていますね。
と諸々の要素を拾って薄々感づいてはいたのですけど。
メロンの果実半分丸々が、器というよりかき氷の"台"代わりになっていました。
なるほどなるほど。
2杯目の最終番にメロン半個を食べることになり、多少怖気づきましたが、するすると食べられてしまうところがフルーツのいいところ。
どちらもエンターテインメント性があって、楽しめるかき氷でした。
氷の削りはやや粗くて(ちょっと固い?)、融けやすかったような気がすることと、ソースが結構甘めだったのは特徴として覚えておこうと思います。
ごちそう様でした!