表参道「EMME」さんで、好きなお菓子のアシェットデセールが出ているのに気付いたので伺ってみることに。
「EMME」さんはすぐそばにあるフランス料理店「ラチュレ」さんでデセールを担当していたパティシエールの方がご夫婦で開いたお店で、デセールのファンも多かった「ラチュレ」さん界隈では垂涎もののスタートだったものの、知る人ぞ知るお店みたいなポジションが続いていましたが、毎年のフランス展出展などを経て今では誰もが知る人気店みたいになってきています。

フォレノワール。
パフェが人気ではありますが、今回はフォレノワールをイメージしたアシェットデセールをお目当てに参りました。
パッと見ではフォレノワール感がありませんが、言われてみると確かにという構成。
メイン部分はチョコレートの薄いカップ。
中にはチョコレートのクリーム、トマトのソルベを隠すようにスライスしたチェリーのキルシュ漬け。

極薄のスライスが、見たことのないアメリカンチェリーの美しい造形を生み出しています。
ちょっと緑を散りばめているところがまたアメリカンチェリーの紅色を引き締めている感じ。
中にトマトのソルベ。
トマトとしてはものすごく甘いですが、チェリーと比べると酸味と、そして旨みが強調して感じられます。
キルシュの風味とトマトの味で、チェリーの要素を膨らませているようなイメージで、次元をひとつ上げたチェリーを味わっているような気持ちになりました。
ミルクのアイスとカカオのチュイル、そしてお皿に点々とバルサミコのソース。
トマトやバルサミコといったパフェには意外な要素を盛り込みつつ、色のトーンを揃えながら甘みと酸味を膨らませていて、天才の所業だなと驚かされながらいただきました。
アマゾンカカオを使っていて、ショコラパートにフルーティーさが散らついていたのも想像を超えてきていて、終始わくわく楽しんだデセールでした。
大満足でごちそう様でした!