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美味しいもの食って写真撮って、あとで振り返ってのブログ

食べ歩きの記録です。よく食べ、よく歩きます。

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銀座の「銀座 よねむら」でカレーコース。

この日はせっかくの平日だったので、平日限定ランチに絞ってお店を決めました。
 
やってきたのはこちら。
 

銀座 よねむら。
交詢ビルの4階にあるので、1階のバーニーズニューヨークを突っ切らなければならないのがちょっと気まずかったです。
 

京都の本店はミシュランで星を獲得する人気店なだけあって、かなりムードのある店内。
客層はやや年齢が高めで「銀座らしい」印象。
平日ということもあって、僕以外に男性は見かけませんでした。
 
フレンチと日本料理をベースとした「創作料理」のお店だそうです。
変化球のお店で名を成しているお店というのはあまり経験がないので楽しみです。
 

無言でこれがポン、ポンと置かれていきます。
カウンターの向こうの店員さん方は調理も行っており、接客専門ではない感がすごくあります。
別に悪気はないのでしょうけど、話すときに目をそらされる感じはちょっと・・・。
 
バターが出てから10分ほど放置されました・・・。
途中突然「本日はどうもありがとうございます。」と声をかけられたので、ふと見上げるとオーナーシェフの米村さんでした。
古田新太さんをかっこよくした感じの風貌で、黙っていると強面なタイプですが、気さくにお客さんに話しかけて回っていらっしゃいました。
 

開店アタックで伺ったおかげもあってか、まさに目の前で焼きあがったばかりのバゲットが供されました。
薄くバリッとしたクラストにモッチリ伸びるクラム。
待たされたのも忘れてしまうほどに美味しいパンでした。
 
注文は平日限定のカレーコース(3000円)。
通常コースで用意される5,6種類ほどの前菜から2品をチョイス、メインはカレーライスでデザートも5種類から選ぶことができました。
 

前菜一品目は「前菜盛り合わせ」。
「一品」というには豊富すぎる一皿です。
 
右上から時計回りに、
そば粉のパンの上にサワークリームといくら
湯葉を巻いた上にキャビア
ズッキーニの上にウニ
ラタトゥイユのゼリー寄せの上に鰯の甘露煮
カモミールティーを使ったこんにゃく
カマスの香草ソースがけ
ペコロスのピクルス
揚げ銀杏。
 
どれもほんの一口サイズですが、フレンチ的なはっきりした味付けと和食らしい繊細な味付けのメリハリが効いて飽きずにいただけました。
 

2品目は「帆立貝とイチジクのサラダ仕立て」をオーダー。
「帆立貝は、アレですけど、カキと洋梨になりますけど、大丈夫ですか?」と目を合わせずに聞かれました(笑)。
 
どういうことかはっきりとは分かりませんでしたが、結局出てきたものはこちら。
「カキ」は「牡蠣」かと思いましたが「柿」でした。
 
左は柿と帆立、右は洋梨と帆立をそれぞれ生ハムで巻いてあります。
マスタードを付けていただきますが、これ、いいですねー。
生ハムメロンのアレンジ的な印象ですが、帆立が入ることで全体がトロリとした食感に。
 
これを食べて気が付きましたが、こちらの前菜は新しい「組み合わせ」を提案するスタイルのよう。
これくらいのサイズ感ないとなかなか評価しにくいですけどね。
 

メインのカレーライス。
酸味がなく甘みのあるらっきょうと、すっきりとした味わいでクセのないウーロン茶?と共に登場。
 

カレーは具材はなくドロリとした食感。
スパイスは唐辛子と胡椒が結構強く効いていて、かなりホット。
 
野菜の甘みやビーフの旨みが深く、深く凝縮された絶品カレーでした。
 
またごはんもキラッキラでもっちもち。
美味しかったですよー。
 
「おかわり自由ですがいかがしますか?」とのことだったので、
 

ルーのみおかわりさせていただきました(笑)。
カレーは飲み物!
美味しい!
 

続いてお口直しの大葉とブラッドオレンジのソルベ。
これも手抜き感は一切ない一品。
甘い大葉のソルベは香りがとても強く、下に隠れたブラッドオレンジは甘さ控えめで柑橘特有の苦みが広がるもの。
ザラッとした舌触りからすっと消えゆく食感もよかったですよー。
 
続くデザートは別記事で。

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