土手の伊勢屋を出て明治通り沿いにぶらぶら。
目的のお店まで500メートルほど。
キングステーブル。
写真の通りヒレカツサンドが人気のお店です。
遅めのお昼の後の時間でしたので少ししか残っていませんでしたが、優しいお店のお母さんに相談に乗ってもらいながら選びます。
「明日食べても美味しいから大丈夫。」とのことだったので多めに買っちゃいました。
メンチサンド(350円)。
衣のカリカリした端っこもお肉たっぷりの中間部もやっぱりいいです。
薄めの衣でソースを浸みこませてありますが、カリカリ感はしっかり残っています。
トーストされたパンは「絶品!」というほどではないものの、ソースでダレたりはしておらずさりげなく完成度が高いです。
メンチカツ自体もつなぎっぽすぎず、玉ねぎの甘みとお肉の旨みとしっかり味わえます。
ミックスサンド(550円)。
「初めてならやっぱりこれがオススメ。」とのこと。
海老フライサンド。
ブリッと強めの食感で懐かしい母の味を思い出すような海老フライでした。
薄めのコロッケが二段重ね。
その分ソースと衣が多く感じられて、実は一番ボリューミーだったかもしれません。
これに関しては衣のカリカリ感は残っておらずネットリしたマッシュポテトサンドのようなイメージでした。
ヒレカツサンド。
むぎゅむぎゅに詰まってヒレ肉はそこそこ柔らかく仕上がってはいるものの、小さめのサイズも災いしてパンとズレて食べにくいのなんの。
ちょっと気を付けて食べましょう。
しかしそこはさすが名物。
パンとソースとお肉の量のバランスが採れていて、ヒレ肉がほぐれていくにしたがって肉の旨みとソースの酸味にパンの甘みが混じってマイルドになっていきます。
ロースカツではないので肉汁ジュワジュワのカツサンドではありませんが、素朴に肉を満喫できるレトロな一品でした。
想像以上にどれも完成されたサンドイッチでした。
めちゃめちゃ美味しかったです。
ものがものなのでわざわざ食べに行くというの感じではないかもしれませんし、近くで働いていたりしないと食べる機会を作るのは難しそうですが、チャンスがあればぜひ。
おすすめです。