食後のひと段落に、7街区の「茂助だんご」さんに移動します。
「上生菓子を2つ食べる人」と認識していただけているようで、「上生菓子でいいですね?」「はい」みたいな注文の仕方になってきました。
正直、上生菓子の魅力ってそれほど分かっていなかったのですけど、茂助さんで毎週のようにいただくようになってから段々と良さが分かってきたように思います。
基本的には「餡菓子」ですし、バリエーションも今回の練りきりときんとんのように割と限られていますし。
季節変化があるとはいってもすぐに飽きが来てしまうのではないかと思っていたのですよね。
それが毎度毎度新商品をいただくようになると、「今回はここが季節ポイントです~」とお菓子を通して作り手と対話しているような気がしてきました。
「うぐいす豆乗せておきます~」というのは冬から春へ向けて進んでいることを示すメッセージ。
ちょっと弾力の強い舌触りは茂助さんの個性。
こちらは「冬なんで柚子にしてみました!」という主張に、食べると柚子の香り。
「ふふふ、やりますねえ」と心の中で受けます。
というわけで大ネタ、小ネタを探しながら毎度楽しみにいただいています。
ただ「甘い」「美味しい」にとどまらず、和菓子を楽しめるようになったのはいいものだなあと思ったり。
他のお店にも手を出してみるのも気になりつつ、とりあえず茂助さんで1年間継続してみようと思っています。
今回もごちそう様でした!