この日も朝ごはんは「米花」さんへ。
着席して近況報告などしつつお料理を待ちます。
妙に暖かい朝だったので、いきなりお茶をぐびぐびいただきます。
まず大皿でお惣菜盛り合わせ。
この手のメニューは最近だと土曜日に提供されることが多いイメージがありますが、金曜日勢としてはいただくことができてありがたい限りです。
なます。
「冬は根菜を食べないとね！」とこちらの1皿。
甘くやさしい味付け。
「米花」さんではこうして小出しでおせち系のおかずをいただけることがありますねえ。
真ん中は恐らく永平寺揚げ。
厚揚げと油揚げの合わせ技みたいなお揚げですね。
お箸を入れると、「スープ料理かな」と思ってしまうほどにお出汁をたっぷり吸っていました。
ベビー帆立煮。
甘めの醤油味で、お弁当に合いそうな味付け。
ほうれん草と、もう1種類葉っぱを使っていそうなおひたし。
キリッとしたポン酢で。
レバーの生姜煮と、奥にはまぐろの脂の乗ったところを煮たのが盛り合わせに。
ほくほく系の里芋。
「米花」さんにしては可愛いサイズですが、ゴロッとかなり食べ応えがあります。
そして最近は毎週定番のまぐろ刺し。
赤身と大トロと2種盛りになっていました。
今回は何といってもこの赤身。
「切りたては色が出ていないからこの色ね！」とのこと。
ローストビーフを作ったことのある方なんかは覚えがあるかもしれませんが、切りたてって色がイマイチなのですよね。
でも色素が酸化することで発色するので、赤く鮮やかになるのです。
というわけでこの赤黒い色は切りたての証なのですねえ。
お椀は椎茸のお吸物。
お味噌汁も毎週美味しいのですけど、肝吸いに使っている上品でキレの鋭いお出汁をストレートに味わえるお吸物はありがたいのですよねえ。
というわけで、品目豊富な朝ごはんでした。
大満足でごちそう様でした！
