午前中から予定のあったこの日。
それまでに家に戻りたいのですけど、2軒回りたかったのでサクサクと参ります。
まずは「米花」さんへ。
この冬の大黒柱メニューになっているおでんを中心にお料理が出てきます。
大きなさつま揚げを中心に置きつつ、お豆腐やはんぺん、大根といった白系アイテム多めの一皿です。
黄色もたっぷりめなので、誤って口に運んでしまわないように注意しましょう。
お豆腐は絹ごしでかなりやわいものをお使いなので、すでにまあまあ崩れていますが、お箸で掴むのも一苦労でした。
はんぺん、大根はお出汁がよく染みてしゅわっと。
里芋の胡麻和え、鱈子煮。
少量ずつですが小皿に盛り合わせ。
浅めに火の入った里芋には、胡麻和えの和え衣を乗せて。
里芋は甘い味付けが合う食材ですが、この提供の仕方は初めていただく気がします。
ちょっと香ばしさが出るのが新鮮な感じ。
メインは今週もまぐろ刺身。
このところおでんとまぐろが定番みたいになっていますね。
左に中とろ寄りの3切れ、右に濃い赤身が2切れ。
「米花」さんはじめ、市場でいただくまぐろは赤身でこそそのよさが分かりやすいことが多いですけど、今回はこの中とろ寄りの3切れが抜群でした。
甘みと旨みのバランス、少し酸のある香り。
わさびを合わせるのもまたさすがの素晴らしいマリアージュです。
一応テーブルには1人前サイズのプレートが置かれているのですけど、毎度のことながらそれを完全に無視した朝ごはんでした。
心も身体も温まって大満足でごちそう様でした！
