この日も朝は「米花」さんへ。
店内ではちょうど鑑賞されていた映画が終わるところだったようで、豪快な爆破シーンからのエンドロールを横目に着席しました。
サクサクッと料理が一揃いです。
大皿は、やりいか煮、かぶ煮、さつま揚げ煮、油揚げ煮と怒涛の煮物盛り合わせ。
それぞれに表情があっていいですね。
かぶは、野菜自体の甘さとジュワジュワに染みた煮汁。
むちっと歯応えが心地よいやりいか似の甘辛な煮汁も絡めつつ一緒にいただきます。
まぐろ大とろ。
限りなく白に近いピンク。
もちろん相当に濃厚ですが、旨みがはっきり感じられる脂です。
わさびはたっぷりめに添えていただきました。
季節を感じさせる菜の花辛子和え。
青々として香りが抜群。
茎と穂に食感の残った火入れもお見事です。
当たり前のように出てくるお味噌汁の中にはフグ。
骨離れのよい身がホコホコで、特有の旨みが出汁になって浸み出ていました。
スマホの使い方で少し相談を受けつつ、有意義な朝を過ごしてごちそう様でした!