新年度から仕事でちょっと変化がある関係で、金曜日の訪問はひとまず最後になりそうだったこの日。
とはいってもこれまで通りの過ごし方で淡々と市場を回ります。
朝ごはんは「米花」さんへ。
カキフライ。
すごい大きさで6個乗っていました。
シーズンはもう終盤ですが、この時期になると相当に粒が大きくなるのですよねえ。
でろーんと舌にのしかかる食感がとにかく秀逸。
このサイズのカキフライは、衣が立ちすぎない「米花」さんのフライとの相性もいい気がします。
衣からも牡蠣が香ってくるよう。
ボイルの春キャベツと、新玉ねぎのサラダ。
青々とした春野菜で彩るカキフライのお皿。
春のカキフライという感じですね。
ひとまずは今シーズンのカキフライはラストになるかな~と考えながら、よく味わっていただきましたが、じっくり穏やかな気持ちでいただくにはボリューミーに過ぎる1皿でした。
最高。
煮物。
カキフライだけでお腹いっぱいになりそうですが、煮物も大皿でたっぷり。
奥には肉豆腐の白滝だけ、みたいなのも盛り合わせてあります。
お椀は小松菜のお吸物。
「米花」さんにしては塩気が控えめで、お出汁が前に出てきたようなバランス。
鰻屋さんですから肝吸いのために用意するお出汁を、非常に丁寧にとっているのだというお話を伺ったことがあります。
というわけで、季節を感じつつ、ボリューミーで、バラエティーに富んだ「米花」さんらしい朝ごはんでした。
大満足でごちそう様でした!