広尾の1つ星フランス料理店「ode」さんがすぐそばで昨年末にオープンさせたコーヒーのお店「BGM」さんにまだ伺っていなかったなと、ふらふらと寄ってみることに。
ほどほどに席は埋まっていましたが、運よく1人席が空いていたのでコーヒーを注文して着席します。
カフェラテ。
お店のジャンルとしては❝Coffee & Vibes❞ということになっていて、コーヒー以外に甘い物や軽食メニューもあって「色々ヴァイブスを楽しめる」お店のようです。
店名ロゴ入りのカップがオシャレ。
白地に黒という潔いシンプルさが好きです。
見た目通りきめ細かく、コク深いミルク。
エスプレッソの主張は控えめで、とても飲みやすいラテという印象でした。
お菓子もこの日あったものを片っ端から購入してみました。
カヌレ。
やや小振りで表面をガリガリに焼き込んであります。
表面はさすがの強い食感、そして香ばしさ。
お酒は効いているのかもしれませんが、やさしめ。
ガワの強さを味わうカヌレでした。
フィナンシェ・ナチュール。
焼き色強め、それほど膨らんでいませんが食品表示を見るとベーキングパウダーは使っているようです。
バターの割合が多めなのか、ふわとろっと融けるような質感。
とはいっても焼きが強いので、バターの豊かな風味というよりは力強い香ばしさと焼き込んだ乳脂の香りでインパクト強めの味がするフィナンシェでした。
フィナンシェ・キャラメルサレ。
なかなかすごい色に焼けていますが、こちらは塩キャラメル風味。
ナチュールよりは膨らんでいますが、一方で材料の分量の違いからかややドライな質感に。
こちらもやっぱり焼きが強いので、豊かなバターの味わいというよりは香ばしさ寄り。
塩気が効いているので、甘みと生クリームのコクが際立ったバランスになるフィナンシェでした。
ブランデーケーキ。
こちらは季節の果実入りだというお菓子。
パウンドとしては型は小さめですが、厚いカットになっています。
説明は特になかったのですけど、季節の果実は甘夏ピールとかでしょうか。
柑橘が感じられたと思います。
キンと効いたお酒とアーモンド由来の甘みが絶妙に融合したブランデーケーキでした。
季節の果実が何なのか分かるようになっているとなお嬉しかったです。
「ode」さんで食事をいただいた後に、ふらっとコーヒーを飲んで帰るのもよさそうだなと思いながらごちそう様でした!