SNSで見かけたカフェに文学を感じて豪徳寺へ。
お店は2023年1月にオープンされたばかりという「愛騒(あいそう)」さん。
僕は待たずに着席できましたが、2,3組待たれているタイミングが多そうでした。
バスクチーズケーキ、キャロットケーキ、愛騒ブレンド。
本当はプリンも狙っていましたが直前のお客さんで売り切れだったようです。また次回のお楽しみに。
素朴なお菓子と白い食器、温かみのある色合いのテーブルが緑の壁に映えて、飲食店ではあまり経験したことのない世界観なのですよね。
バスクチーズケーキ。
深い焼き色と白んだチーズケーキ地のコントラストがくっきりとした仕上がり。
中央部がしっかりと沈んでいるのも特徴的です。
奇を衒わず、バスクチーズケーキらしさをストレートに表現しているところにピュアさを感じます。
ちょっと山羊のチーズを思わせるような酸や、舌の上でとけ出したときの旨みの深さがありました。
キャロットケーキ。
広めの弧で取ったカットで結構ボリュームがある印象。
質感はドライに見えますが、案外しっとりしていて全体的にもっちりとした弾力が魅力的です。
フロスティングは酸味が立って軽やか。
愛騒ブレンド。
抽出を見ていませんでしたが、はんどどりっぶなのかな。
深煎りで甘みを出しつつ、苦みがガツンと利いたもの。
どのメニューもとてもよかったです。
まだあまり知られていないのかもしれませんが、あっという間に入れない人気店になりそうだな!と思いつつ、プリンのリベンジを誓ってごちそう様でした!