お昼は麻布十番のお店を考えていたのでそちら方面へ歩きます。
途中、今年オープンしたパン屋さんの中でも注目度№1だったメゾンランドゥメンヌさんが空いていたので立ち寄ることにします。
クロワッサン・フランセ(480円)。
「フランス産」という箔だけ付けたその辺のバターではなく、ちゃんとしたフランス産のバターを使うとこの国の関税ではこうなるんですよと教えてくれる値付けのクロワッサンです。
あら、オープン直後にいただいたときはもっと黄色みがかって、パリ空のクロワッサンに近い方向を目指していそうなオーラを感じたのですけど・・・普通になっています。
ミルキーな甘みのあるバターの味は悪くないですけど、凄みは感じませんでした。
輸入食材の質を保ち続けるって、こちらが考えるほど簡単なことではないのかもしれませんね。
これだと割高感は否めない気がします。
クロワッサン・ジャポネ(250円)。
こちらは国産の発酵バター使用。
確か本来は「マーガリン使用」を意味する三日月型、これを日本産バターを100%使用したクロワッサンに用いられるのが日本人としてどうにも気に障るのですけど(^_^;)
こちらの方がバターはしょっぱめ、小麦粉の甘みがやや優勢。
今回の印象ですと、フランセかジャポネかは好みの問題というレベルかもしれません。
パン・ダンタン(量り売り)(240円)。
かなり酸味の効いた香り、味わいの天然酵母使用の大型に焼いたパン。
たっぷり水分を蓄えて、バキッと香ばしいクラストにもっちりじっとりとしたクラムが印象的。
青カビのチーズなんかを合わせたら良さそうですねえ。
ヴィエノワ・ナチュール(220円)。
クラストはザクッとクラムはムギュムギュ、味わいとしてはミルクパン。
特別魅力は感じませんが、軽い食事用にはもってこいのパンだと思います。
クロワッサンだけで人気を引っ張るのは厳しいような気もしますが、今回ハード系は魅力的でしたし、サンドやスイーツ系も良さそうでしたのでまた伺って試してみたいです。