この朝も「米花」さんへ。
伺う前にお店のSNSで豪勢なまぐろの写真があがっていましたが、今日の献立は果たして…と思いながら着席します。
この夏の定番だった茄子と万願寺唐辛子の炒めもの。
そしてお新香は浅めの漬かり具合のキュウリ。
「米花」さんは季節の食材を使うことが多いので、同じ食材が何週にもわたって使われがちですが、何かしらの変化をつけてくださるのが嬉しいところ。
今回はしめじ入りのピリ辛炒めに仕上がっていました。
キュウリは浅めの漬かり具合かつ大きめのカットでボリボリと強めの食感。
そして満を持して登場したメインは…、
牛タン!かと思ったらまぐろ!
色みといい、照りといい、「米花」さんにしては珍しい薄いスライスカットといい、初見は牛タンかと思ったのですけど、よく脂の乗った大とろでした。
口に入れたらジュバーッと濃厚に融ける脂、それでいて香りは夏のまぐろっぽくさわやかなもの。
あんまり食べたことのない食感だったのですけど、どこの部位なのでしょう。
生姜の醤油漬けみたいな感じでしょうか。
この日はわさびも生だったので、たっぷりつけながらいただきます。
脂がかなり強いまぐろだったので、インパクトの強い付け合わせがよく合いました。
食べているうちに脂が緩んできて、食感にも変化が出ます。
「米花」さんのまぐろは豪快なカットが魅力のひとつではあるのですけど、このまぐろにはこのカットという感じ。
重い脂もさらりと食べられて、なまめかしい質感も満喫。
大満足でごちそう様でした!