この日は久しぶりに「サンバレーホテル」さんのTake Awayに挑戦。
去年の2月から持ち帰りに絞った営業を始められて、そろそろかれこれ丸1年ということになるわけで、こちらのお店らしい信念を感じさせられるところでございます。
Achari Chicken(semi dry)、Saag Mutton(Muslim Style)、North Indian Fish Curry、Kadhi Pakora(Onion)。
とりあえずこの日あったメニューをひと通り持ち帰ってまいりました。
できたてを提供できるように調整して持ち帰りの時間を設定されていらっしゃるので、家に着いてもほの温かさが残っていました。
全てスモールサイズでお願いしていますが、サグマトンだけは大きな容器に入っています。
これは渡される際に「マトンだけ大きく見えますが、骨が多いだけです」とご丁寧に正直な説明をいただいてちょっと面白かったです。
サグマトンはちょっと味わったことのない風味で、爽やかさとマトンの剛健な旨みのマッチング。
イートインだったら食べるのをためらったかもしれないぐらい豪快な骨付きマトンを、人目を気にする必要もなくしゃぶりつくしていただきました。
カーディ・パコラはヨーグルトベースのカレーなのですけど、中にごっそりと玉ねぎの天ぷらが入っています。
これも組み合わせがちょっと想像できなかった感じで鮮烈な印象。
左手前の彩り鮮やかなのがチキンで、皮まで使ったレモンの酸味がビビッドに効いています。
実家で「鶏肉のレモン煮」をよく食べていたので個人的には結構食べ慣れた味ではありましたが、今回は何も知らずに食べたので最初はちょっとびっくりしました。
右手前はフィッシュカレー(メカジキでしょうか)。
こちらはトマトの酸味とミルキーな油、そして底堅く味のベースを作るフィッシュの旨みで美味しさに凄みの感じる1品でした。
いつも思うのですけど、「サンバレーホテル」さんのお料理は食べてみないと分からないものばかりなのですよね。
異文化に触れたなー!という不思議な多幸感を胸に、美味しいカレーの満足感をお腹に抱えてごちそう様でした!