満を持してやってきたのは土曜恒例の高はしさん。
この日はシーズン最初のあんこうが登場という前情報があったので何だかそわそわ。
いざ店頭のメニューで目にするとテンションが上がりますね。
先頭だったのですんなり入店。
前週は浮気してしまったのでちょっと久しぶりですね。
この日は初荷でやや高めの価格設定。
僕は初物にこだわるほど江戸っ子気質でもありませんので今回はパス・・・しようかとも思っていたのですけど、並んでいる間に中京方面のお兄さんの助言などもいただき・・・
あんこう煮V-MAX(5500円)。
「あんこう屋高はし」の1年の最後を飾る不動のエースメニュー。
今年も丼いっぱいやってまいりました。
V-MAXは深い意味は分かりませんが、要約すると「モノがいい」ということなのだそうです。
もう既にあん肝がバブリーなことになっています。
国産のあんこうの値上がりは凄まじいものがあるようで、昨シーズンはあん肝をいただく機会もすっかり減ってしまったのですよね。
今年はどれだけいただけるでしょうか。
皮はクニュクニュぷりんっ。
比較的火入れが浅い印象で弾力が強く残っています。
あん肝濃厚!
ほっくりさっくり、独特の歯応えの身。
豆腐も侮るなかれ、あんこう煮仕様の豆腐は出汁が浸みて絶品なのですよねえ。
今回はモノがいいだけあって大物だったのか、身が随分たくさん入っていた印象でした。
どこを取っても・・・
どこから見ても・・・
たまらん!全部美味しい!
3年連続でいただいていますが、今回がずば抜けてよかった気がします。
1シーズン1度は食べておかなきゃね!という気持ちで注文しましたが、こんなに美味しいとなるとまた食べたくなってしまう・・・!
先代がなくなって初めてのあんこう煮でしたが、全体に火入れが浅かったのが印象的でした。
たまたまなのか3代目のスタイルなのか。
ジャキジャキと歯応えを感じる部位が多くて、食べ応えがありました。
またもう1度くらいはチャンスを伺ってみたいと思います。
ごちそうさまでした。