この日の最後、6軒目にやってきたのは・・・
美楽一杯。
前のお店は娘さんが引き継いでいるとかいうお話でしたが、業態は確認しませんでした。
ビルにあったときから伺ってみたかったのですが、タイミングが合わずフラれ続けていたのですよ。
夕方前というタイミングだったのでこちらも待たずに着席。
今回はタイムロスなく、極めてスムーズに食べ歩くことができました。
人は多かったと思いますけどねえ・・・この日誕生日の方がいらっしゃったからですかねえ・・・。
お母さんが積極的におすすめなどを教えてくださいます。
ちょっと日本語が拙くて会話が行き違うようなところもありましたが、終始笑顔で明るいお母さんはとてもチャーミングな方でした。
お通しのピーナッツをぽりぽりつまみながら、豊富なメニューから注文を決めます。
このお店で最後と決めたので、躊躇なく食べたいものを一通りお願いしました。
水ギョーザ(300円)。
厚めの生地にはちょっと甘み、肉餡の感じも含めて全体的に「中華まん」に近い雰囲気。
モッチモチです。
手作り焼き餃子(500円)。
中国ではそれほど一般的ではないと聞きますから、個人的には中華街ではあまり焼きギョーザは注文したことがなかったのですよ。
しかしこちらは「手作り」と大きく書いて紹介されていたのでついつい。
水ギョーザよりは薄皮に仕上げてあるかもしれませんが、生地自体は同じかな?
生地の印象が強め。
焼き目の香ばしさがしっかり出ています。
トマトと牛バラの煮込み(800円)。
想像した感じと違うのが出てきましたが、これは嬉しい誤算でみんなニコニコ。
見た目はシチューとか、ハヤシライスとかそんな雰囲気です。
食べた感じはエビチリのソースに近いかな。
トマトの他にケチャップを結構効かせているのかも。
牛バラは色んな食感のところがありましたが、やはり脂トロトロのところが印象的。
野菜やキノコも具沢山でした。
この辺りもいい味出してそう。
意表を突かれた形で、とても印象に残りました。
家鴨とモチ米の特製蒸し(1200円)。
〆の炭水化物はチャーハンや蟹チャーハンもありましたが、こちらに強く惹かれたのですよね。
お店の外に出たお母さんがこのお皿を持って戻ってきたので何かと思いましたが、店前の蒸篭で蒸していらっしゃったようです。
家鴨の脂や椎茸の出汁の入った味付けなのかな。
ムッチムチに仕上がったモチ米に照りが出て、舌触りもいいですねえ。
ギュギュッと噛み応えのある家鴨も、滲む肉汁が旨みを加えるような形になって一体感がありました。
こちらも個性が強くて、楽しませていただけるお店でした。
また他のメニューも試してみたいです。
この日は以上6軒を巡ることができました。
ご一緒いただいたみなさんに感謝です。
ありがとうございました!