12月30日(金)、築地が年内最終営業日だったこの日、朝ごはんは家で済ませてから築地へ。
みなさんと合流してあいさつ回りをしたり年末らしい過ごし方をした後、お昼は浅草に移動します。
お店はやっぱりこちらも2016年大変お世話になりましたグリル佐久良さん。
「アラ!」とキュートな笑顔でお母さんに迎えていただいてお席へ。
注文はすぐに決まりましたが、やや待って僕の注文したお料理が最後に登場。
満を持してやってきたのは・・・
カキフライ(1700円)。
かなり大粒のカキフライが4つ。
以前いただいたときは「小さかったから5つにしといたわ!」とお母さんに言われたので、
通常サイズをいただくのは初めて。
まさか通常サイズがこんなに大きいとは!
揚げ色、形、衣の立ち、どれも見事な仕上がり。
ヒダの側はシュッとして、身の側は丸々と肥えているのが分かりますね。
お箸で持つとズッシリ。
上から下まで写真に収めるのに一苦労、かといってあまり時間をかけると落としてしまいそうなくらい重みがあるのでササッと上手いこと済ませましょう。
そして、ガブリ!
すごい強い磯の香り!
しっかり下味の塩が効いていて、潮の、そして汐の香りがギラギラ。
ちゅるんと、ややレア感を残しつつ、余すことなく牡蠣の味を引き出す絶妙な火入れ。
抜群です。
忘れてはいけないのが、タルタルソース。
佐久良さんのタルタルは絶品で大好物なのですけど、カキフライには別添えで出てくるのですよ。
普段フライにはソースも、しょうゆも、からしも、レモンも使わない派ですが、佐久良さんのタルタルだけは別なのです。
ピクルス、たまねぎ、パセリ、卵、トマトの刻んだのが入って、うっすら鮮やかなタルタルソースを、
たるたるっと乗せまして・・・
ガブッ!!
牡蠣の風味はマイルドになってはしまいますが、またこの衣とタルタルが口の中でとけ合う過程を楽しめるのが何たる幸せか!
何たるたる幸せか!
前回いただいたときも大変美味しくいただいたのですが、今回それをはるかに上回る驚きの美味しさでした。
リピートってしてみるものだなと、しみじみ感じつつ、
2016年はお世話になりました!
2017年もよろしくお願いいたします!